WSDL タイプの外部オブジェクト (EO) により、WSDL からナレッジベースに Web サービスの参照を追加できます。
これらの外部オブジェクトは、WSDL 内で説明される Web サービスを使用するのに必要なすべての関連情報 (名前、プロパティ、メソッド、パラメーターなど) を格納します。

プロパティ

外部オブジェクト

Name: 外部オブジェクトの名前
Description: 説明
Type: 外部オブジェクトのタイプ (WSDL)
Use Native Soap: 使用するメソッド
Namespace: WS の名前空間
Folder: 外部オブジェクトが配置されているフォルダ
Object Visibility: 別のモジュール内の他のオブジェクトからのアクセシビリティ
XML Name: WSDL 内で与えられる WS の名前

メソッド

Internal Name: メソッドの内部名
Description: 説明
Type: 戻り値の GeneXus データタイプ
Style: バインドする WS、RPC、またはドキュメントスタイル
Use: SOAP のバインドの方法 (Encoded または Literal)
Address: WS のアドレスこのプロパティは、プロトタイプを目的としてアドレスの値を変更できることを黙示的に示しています (他の方法として、Location データタイプまたは xml を使用できます)。
Action: メソッドに関連付けられたアクション
Request Namespace: WS 要求の名前空間
Response Namespace: WS 応答の名前空間
XML Name: メソッドの外部名
XML Namespace: WS 内のメソッドの名前空間
Soap Type: SOAP メッセージ内の戻り値のデータタイプ
Collection Serialization:  コレクションのシリアル化のタイプ: [ Wrapped ] または [ Sequence ] のいずれかです。

パラメーター

Access Type: In、Out、InOut
Internal Name: GeneXus 内でパラメーターに与えられる名前
Type: GeneXus で与えられるデータタイプ
XML Name: パラメーターの外部名
XML Namespace: WS 内のパラメーターの名前空間
SOAP Type: SOAP メッセージ内で与えられるパラメーターのデータタイプ

使用方法

GoogleSearchService という名前の、WSDL タイプの外部オブジェクトを作成するとします。その後、&ws という名前の GoogleSearchService 変数と、&res という名前の GoogleSearchResult 変数 (GoogleResult のコレクション) を定義します。
コード内で次のように記述します:

Event Enter
  &res = &ws.doGoogleSearch(&key,&text, 0, 10, 0, "", 0, "", "", "")
EndEvent

Event Load
    for &resultElement in &res.resultElements
        &title = &resultElement.title
        load
    endfor
EndEvent

ここで、doGoogleSearch は、パラメーターとして引き渡されるテキスト (&text) を検索するために呼び出す Web Service メソッドです。結果の値はグリッドにロードされます。

参考情報

外部オブジェクトの [ Parameters Style ] プロパティ