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包括的ゲートウェイ

適用範囲

オブジェクト: ビジネス プロセス ダイアグラム

記号

イメージ:12466.bmp

目的

複数の判断が可能な、フローの分岐点または合流点を示します。このゲートウェイに信号が到達すると、コントロールに指定されているすべての条件が評価されます。評価結果が True になった条件のフローに信号が出力されます。常に、True になる条件が少なくとも 1 つは存在する必要があります。

説明

分岐する包括的ゲートウェイは、複数の条件に基づいて複数の出力経路を作成できるという意味で、排他的ゲートウェイとよく似ています。相違点は、包括的ゲートウェイでは、定義されている条件が True になった複数のパスを選択可能であるということです。したがって、フローが分岐点で止まってしまう (条件がすべて False になる事態が発生した場合など) のを防ぐため、「既定」の経路を使用することをお勧めします。
収束する包括的ゲートウェイは、到達する経路をすべて同期するという点で、並列ゲートウェイに似ています。ただし、並列ゲートウェイとは異なり、ゲートウェイに実際に到達したフローだけを同期します。これらの実際に到達したフローは、ダイアグラムでゲートウェイに繋がっているすべての経路と必ずしも同じであるとは限りません。各プロセスインスタンスによって異なる場合があります。
プロパティ
Name
タイプ
Condition Procedure
Visible in History

次の図は、Compile Documents (文書編纂) フローの分岐している包括的ゲートウェイを示します。並列で評価される条件が 3 つあります。これらの条件の評価結果は、True または False になります。たとえば、Complement A と Complement B が True になった場合は、これらの 2 つの出力経路に進みます。一方、Complement C だけが True になった場合は、1 つだけの出力経路に進みます。
イメージ:12471.jpg 

参考情報

ビジネス プロセス ダイアグラムでパスを決定する条件またはイベントを定義する方法
イベントゲートウェイ
並列ゲートウェイ
排他的ゲートウェイ



 
 






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Created: 14/09/18 03:10 by Admin Last update: 21/05/21 04:31 by Admin
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