ビジネスデータを
グリッドコントロールに表示する際には、該当する情報がわかりやすく表示されるように、開発者は、
Work With オブジェクトまたは
Panel オブジェクトに含まれる項目属性や変数の内容に基づいていくつかの基準を指定できます。その目的を達成するために、
[ Data ] プロパティグループは、さまざまな側面を設定するためのいくつかのプロパティを提供しています。
不動産物件を表す PropertyRealState
Transaction オブジェクトについて考えます。
このトランザクションで
Work With パターンを適用すると、既定では、トランザクションの構造に含まれる項目属性のタイプに基づいて、
グリッドコントロールの順序、検索、およびフィルタの各条件が
List ノードに表示されます。
パターンにより提示された既定の情報を確認してみると、以下のような結論を導き出すことができます:
- リストは物件名 (PropertyName) 別に並べ替えられる。
- PropertyName フィールドと PropertyAddress フィールド内では検索が可能。つまり、該当する情報から、ユーザーが入力した検索条件に合致するものが検索されます:
- PropertyListingDate、PropertyOperation、NeighborhoodId の各項目属性を基準としたフィルタを適用可能。PropertyListingDate については、開始日と終了日を選択できます。PropertyOperation では、列挙した物件種別 (具体的には売家と賃貸) でエレメントを絞り込みます。NeighborhoodId を使って、近郊別に絞り込み検索できます (これは外部キーのため、選択リストのようなものが開きます)。
この例は「
RealEstate」で紹介されています。