この機能を使用すると、エンドユーザーはコントロール内のエレメント (項目属性、画像、Textblock、GridRow (グリッドの内部テーブル)、テーブル、ボタン、または任意のユーザーコントロール) をドラッグ アンド ドロップできます。たとえば、ユーザーはショッピングカートに商品を追加するために、商品をグリッドからカートにドラッグできます。
ドラッグ アンド ドロップ機能を
Panel オブジェクトに実装するには、次のイベントを使用します:
Drag イベントはドラッグされるエレメントに適用され、Drop イベントはドロップの対象になるターゲットに適用されます。エレメントをドラッグするとき、Drag 出力パラメーターと同じデータタイプに基づいた入力パラメーターの Drop イベントを関連付けられたすべてのターゲットが対象になります。
エレメントがドラッグされると、元の位置に表示されなくなります。再度表示するためには、ドロップ時 (DropAccepted イベント) に [ Visible ] プロパティが True に設定されている必要があります。
ドラッグ アンド ドロップ操作が実行されるときに、この操作に含まれるコントロールの外観を変更し、ユーザーにフィードバックを返すことができます。このためには、項目属性、画像、Textblock、グリッド、GridRow、グループ、テーブルの各クラスのドラッグ アンド ドロップ グループ内にあるプロパティを設定します。
これらのプロパティは次のとおりです:
- Start Dragging
ドラッグ開始時にエレメントに適用するクラスを設定します。
- Accept Drag
ドラッグされたエレメントのドラッグ操作が許可されたときに、最終的にはエレメントをドロップするようユーザーに提示するクラスを設定します。
- NoAccept Drag
エレメントのドラッグ操作が許可されたが、ドラッグされているエレメントが予期されていたタイプでなかった場合に使用するクラスを設定します。
- DragOver
ドラッグ操作が許可されたエレメントにマウスオーバーされたときにフィードバックを返すクラスを設定します。
この機能は、
GeneXus X Evolution 2 Upgrade 4 以降で利用できます。
Android の場合、バージョン 4.0 以上のみが対象です。