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ネイティブ モバイル アプリケーションのイベントからの Work With のエレメントの呼び出し

ネイティブ モバイル アプリケーション内のクライアントイベント、つまり、サーバー側で実行されるイベントではなく、デバイス上で実行されるイベントは、サーバーイベントとは若干異なる文法が適用されます。その大半は GeneXus イベントの文法のサブセットです (Web パネルの文法など)。
ただし、Work With 自体のエレメントを呼び出す方法を含める必要があります。List を呼び出す場合でも、情報表示用の Detail を呼び出す場合でも、編集 (挿入/更新/削除) 用の Detail を呼び出す場合でも、構文は次のようになります (それぞれの場合について、下記で例を用いて説明します):

構文

WorkWithDevicesObject.levelname.List( [ parm1, ..., parmN ] )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail( [ parm1, ..., parmN ] )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Insert( [ &BC ] )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Update( pk_parameters )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Delete( pk_parameters )
構文の説明 (構文の表記規則)
WorkWithDevicesObject
Work With オブジェクトの名前です。トランザクションに適用される Work With オブジェクトパターンの場合、「WorkWithDevices + トランザクション名」になります。Work With オブジェクトが、トランザクションに関係のないオブジェクトとして一から作成したものである場合、ユーザーが指定した名前になります。
levelname
List や Detail が呼び出されるレベルの名前です。
parmi
i 番目に値が List または Detail に送信される変数または項目属性です (i はそれぞれ、1 ~ n の値を取ります)。List/Detail ノードの Parm ルールで宣言されている i 番目のパラメーターに適合するデータタイプである必要があります。
BC
(オプション) データベースに新しい情報レコードを挿入するために Work With の Detail が呼び出されたトランザクションに関連付けられたビジネスコンポーネントに基づく変数です。BC 変数の値は、呼び出しの実行時に表示されている Detail 項目属性を初期化する方法として取得されます。この変数は、ユーザーが実際にシステムに情報を挿入した後、その値をロードして返されます。したがって、in-out パラメーターとなります。送信されなかった場合、Detail は既定値の状態で開きます。挿入が呼び出されるレベルが BC で最初にない場合、親レベルの主キーを渡す必要があり、オプションで初期化値の BCLevel を渡します。
pk_parameters
更新または削除を呼び出す際は、対応するレコードを特定する必要があります。そのため、主キーを構成するパラメーターを送信する必要があります。
注: 挿入、更新、および削除には、Edit レイアウトを使用します。Detail Edit レイアウトで、これに表示したいセクションを含めることができます。

List の呼び出し

構文
WorkWithDevicesObject.levelname.List( [ parm1, ..., parmN ] )
InputMeasures トランザクションオブジェクトに基づく WorkWithDevicesInputMeasures のリストから、Urgent トランザクションに関連付けられた Work With の List に到達したいとします。その場合、ボタンから開始する必要があります (最初の Work With のアプリケーションバーにあるボタンなど)。 [ UrgentCall ] ボタンに関連付けられたアクションを呼び出します。
イメージ:17105.bmp
Event 'UrgentCall'
    WorkWithDevicesUrgent.Urgent.List()
EndEvent
下記の例のように構成されたパターンの場合、ほかの Native Mobile オブジェクトから第 2 のリストにアクセスするには、コードを次のように記述します:
Event 'WithoutAbout'
    WorkWithDevicesAirport.AirportWithoutAbout.List()
EndEvent
リストは通常、パラメーターを必要としませんが、必要とする場合もあります。

Detail の呼び出し

情報の表示

構文

WorkWithDevicesObject.levelname.Detail( [ parm1, ..., parmN ] )
この例では、Airport Work With の Section(General) から、空港の補助データを表示する AirportDetails Work With にナビゲートする必要があります (AirportDetails Work With には、関連付けられた BC はありません。つまり、トランザクションから作成されたものではなく、一から作成されたものです)。そこで、最初のイベントとして、コードを次のように記述します:
イメージ:17107.jpg
Event 'MoreDetails'
AirportDetails.AirportDetails.Detail(AirportOACI) EndEvent
この場合、送信されるパラメーターは、Airport トランザクションの主キーです。そのため、AirportDetails という名前のオブジェクトが、Detail ノードのルールではなく、Section(General) ノードのルールで設定されている必要があります:
parm(AirportOACI);
この場合、GeneXus にレコードを直接推論させるため、トランザクションの主キー項目属性内で受け取ります。
注: この例は、関連付けられた BC のある (つまり、Transaction オブジェクトに関連付けられている) Detail にも当てはまります。この場合、表示モードで呼び出されます。

情報の編集

構文

WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Insert( &BC )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Update( pk_parameters )
WorkWithDevicesObject.levelname.Detail.Delete( pk_parameters )

関連付けられた BC のある WorkWith の Detail の呼び出しは、この構文に示された 3 つのアクション (挿入、更新、および削除) のうちの 1 つの実行を示すだけの可能性があります。
Event 'InsertCompany'
    WorkWithDevicesCompanies.Companies.Detail.Insert(&Companies)
EndEvent

動画

イメージ:20668.png Grammar of Events on the Client Side and Composite Command
イメージ:20668.png Events in Mobile Applications



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Created: 14/09/18 03:10 by Admin Last update: 21/05/21 04:30 by Admin
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