最近のアクセス:
トランザクションとパターンの間の動性

パターンによって生成されるすべてのオブジェクトは、既定のパーツを使用して作成されます。これは、すべてのオブジェクトのすべてのパーツ (フォーム、ルール、イベント、変数) が既定で生成されることを意味します。次のアイコンで示されます:
イメージ:54049.jpg
オブジェクトの一部のパーツを変更すると、アイコンも同じく変更されます:
イメージ:54050.jpg
既定のパーツに基づく実装により、トランザクションとパターンの間の動性が得られます。
つまり、パターン定義のプロパティを変更するか、インスタンスに新しいフィルタを追加するか、またはトランザクションに変更を加えると、パターンを再度適用しなくても、パターンによって生成されたすべてのオブジェクトに自動的にその変更が反映されます。
たとえば、Work With パターンの実装により、各オブジェクトに特定の既定テンプレートセットが備えられた空のオブジェクトセットが作成されます。これにより、トランザクション構造を読み込んでグリッドを作成する既定のテンプレートを含む「WW<トランザクション>」Web パネルを作成します。
たとえば、次の構造を持つ Customer トランザクションがあるとします:
Customer
{
    CustomerId
    CustomerName
    CustomerAddress
}
このトランザクションに Work With for Web パターンを適用すると、次のような WWCustomer Web パネルが表示されます:
イメージ:54051.jpg
トランザクション構造に項目属性を追加するたびに、同じ項目属性がトランザクションのインスタンスと Work With Web パネルにも追加され、パターンを再度適用する必要がありません。必要な操作は、Work With Web パネルを開いて、グリッドに追加された新しい項目属性をすべて確認することだけです。
上の例で、Customer トランザクション構造に CustomerEmail 項目属性を追加したとします:
Customer
{
    CustomerId
    CustomerName
    CustomerAddress
    CustomerEmail
}
トランザクションを保存すると、この項目属性がトランザクションのインスタンスと Work With Web パネルに自動的に追加されます。オブジェクトを開くと、この新しい項目属性が追加されていることが分かります:
イメージ:54052.jpg
イメージ:54053.jpg
トランザクションとパターンの間の動性は、オブジェクトのすべての既定パーツで維持されます。
Work With の Web レイアウトを変更し (フォームは既定の状態でない)、トランザクションに新しい項目属性を追加した場合、その項目属性はトランザクションのインスタンスには自動的に追加されますが、Work With Web パネルのグリッドには追加されません。
再び既定のパーツに戻すには、次のいずれかを選択します:
1) [ 編集 ] (メインメニュー内) > [ 既定を適用 ]。オブジェクトを開いたパーツ (ルール、イベント、条件など) の既定値に戻ります。
2) [ 編集 ] (メインメニュー内) > [ 既定を適用 (すべてのパーツ) ] 。変更したすべてのパーツが既定値に戻ります。
 


サブページ
Created: 14/09/18 03:19 by Admin Last update: 24/03/25 23:57 by Admin
カテゴリ
Powered by GXwiki 3.0