最近のアクセス:
アプリケーションリリースごとのバージョン定義
アプリケーションリリースごとのバージョン定義は、GeneXus Server を使用したバージョン管理と作業方法のシナリオの 1 つです。
単にアプリケーションのリリースを管理するために、また個別のバージョンを管理するためにバージョンを識別します。この方法では、すべての開発作業が 1 つのバージョン (トランク) で実施され、バージョンはリリースごとに定義されます。 
アプリケーションの開発はトランク内で開始されます。トランクとはナレッジベースを使用して作成されるバージョンで、アプリケーション開発のほとんどがここで行われます (次の図の「General」)。 
作業を開始するには、GeneXus 内で新しいナレッジベースを作成するか、既存のナレッジベースを使用します。
イメージ:34515.png
最初に、 [ GeneXus Server にナレッジベースを送信 ] オプションを使用して、GeneXus Server 内で対象のナレッジベースを公開します。
対象のバージョンを直接操作する場合、開発チームの他のメンバーはトランクに接続し、 [ GeneXus Server からナレッジベースを作成 ] オプションを使用して作業用のコピーを取得できます。
これにより、GeneXus Server へのコミット操作を使って GeneXus Server に変更内容を送信したり、GeneXus Server からのナレッジベースの更新操作を通じて、チーム内の他のメンバーが加えた変更内容の取得したりできるようになります。
そのためには、マージモード、またはロックモードを使用します。
次の画像は、GeneXus Server を使用した開発者の操作を示しています。
イメージ:34516.png

最初のバージョンのリリース

開発段階が完了したら、バージョン 1.0 がリリースされます。この時点で、クライアントにインストールされるパックが生成されるため、テストを開始できます。
このとき、変更が必要になった場合に備えて、開発バージョンをフリーズし、クライアントに渡したバージョンと同じものを保存しておく必要があります。Frozen バージョンは読み取り専用のバージョンで、変更できません。
バージョン 1.0 をフリーズするとクライアント側で並行してテストが開始され、同時にバージョン 2.0 の開発が続行されます。

エラーの修正

クライアントからエラーが報告されたら、どのように対処すればよいでしょうか。
作業中のバージョン (将来のバージョン 2.0) を修正することはできますが、修正後のバージョンがクライアントにリリースされるまでには時間がかかります。したがって、修正を加えるべきバージョンは、クライアントがテストしているバージョンです。
Frozen バージョンは読み取り専用であるため、新しい開発バージョン (変更可能なバージョン) を定義する必要があります。これを行うには、クライアントに配信したバージョンと同じ Frozen バージョンから開発バージョンを作成します。
開発バージョンは、クライアントが所有するバージョンに対して、小規模な変更や修正を行うことを前提としています。これにより、新しい開発バージョンで個別に作業できるため、トランクで Version 2 の開発作業を継続する開発チームの他のメンバーの邪魔をすることはありません。
イメージ:34517.png

このように、トランクで Version 2.0 の作業に取り組みながら、クライアントからリクエストされた処理や修正を Version 1.0 で行うという、並列作業を継続できます。これは、修正バージョンであるバージョン 1.0 に接続されたナレッジベースから行われます。
変更が完了したら、変更バージョンがクライアントに転送されます。
イメージ:34518.png

トランクへの変更内容の転送

クライアント用に加えた変更は、General バージョン (トランク) に渡して、次にリリースされるバージョン (バージョン 2.0) に含まれるようにする必要があります。
このためには、General バージョンに接続されているナレッジベースから [ 変更を適用 ] を使用します。
イメージ:34519.png

[ 変更を適用 ] を実行すると、使用しているバージョンと異なるバージョンから変更内容を取得できます。この操作は、 [ 履歴 ] ダイアログから実行します。
イメージ:34520.png
イメージ:34521.png
また、ここで [ すべての変更を適用 ] を実行し、使用しているバージョンと異なるバージョンからすべての変更内容を取得することもできます。これは、GeneXus の [ チーム開発 ] ダイアログの [ バージョン ] タブから行います。
イメージ:34522.png
変更内容をローカルバージョンに適用したら、変更内容を General バージョンに含めるために、このバージョンで GeneXus Server へのコミットを実行する必要があります。
イメージ:34523.png

バージョン管理

バージョン 2.0 がリリースされると、バージョンツリーは後述の図のようになります。
最新バージョンが作業中のバージョンであるため、最上部に配置されます。
プロジェクトは、開発のメインバージョンであるトランクと、ここから定義された残りのバージョンで構成されるツリーとして表すことができます。
つまり、GeneXus でナレッジベースと呼んでいるものは、ナレッジベースと同じ名前を持つメインバージョンを含むバージョンのセットということになります。
このバージョンを基に、新しい Frozen バージョンまたは開発バージョンを作成できます。これにより、すべてのバージョンの同期を保ちながら、並行してアプリケーション開発を継続できます。
イメージ:34524.png

バージョンの定義

前述のバージョンはすべて、GeneXus Server で GeneXus Server コンソール、または GeneXus 自体から定義します。GeneXus で定義する場合は、[ チーム開発 ] ダイアログに GeneXus Server バージョンの管理オプションがあるため、コンソールに移動して操作する必要はありません。




サブページ
Created: 14/09/18 03:14 by Admin Last update: 18/11/04 21:28 by Admin
カテゴリ
Powered by GXwiki 3.0