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[Scroll] プロパティグループ

スマートデバイスでは、テーブルコントロール ([ Auto Grow ] プロパティ = false の場合)、グリッド、フォームでのスクロールの動作やスクロールインジケータのスタイルのカスタマイズが必要になることがあります。最適な値を推測できる場合もありますが、それが可能ではない場合は開発者が最適な値にカスタマイズする必要があります。

使用例

1. スクロールインジケータを背景色に合わせてカスタマイズする

スクロールインジケータは、適切なスタイルが背景によって異なります。
iOS で使用可能なスタイルを以下に示します (左から順に):
  • Default (暗い色に明るい色の境界線): どのような背景にも適しています。
  • Dark (Default よりも幅が狭い): 明るい色の背景に最適です。
  • Light (Default よりも幅が狭い): 暗い色の背景に最適です。
イメージ:40619.png
カスタマイズには [ Scroll Indicators Style ] プロパティを使用します。

2. スクロールインジケータを非表示にする

水平グリッドやページ付きグリッド、濃度が低いグリッドなどでは、スクロールインジケータを非表示にしたほうがいい場合があります。
このような場合は [ Scroll Indicators Visibility ] プロパティを使用します。

3. コンテンツの境界に達したときにバウンスする (またはバウンスしない)

iOS では、スクロール表示のバウンスで、スクロールがコンテンツの末尾に達したことが視覚的に表されます (既定)。
バウンスが望ましいかどうかは、場合によって異なります:
  • コンテンツサイズがコンテナのサイズよりも大きい場合のみ (ほとんどの場合の既定)。
  • 常に同じ方向にバウンスする (横方向または縦方向、あるいはその両方)。この設定は、コンテンツの量が変化する場合に適しています。コンテンツがコンテナに収まる場合でも、コンテンツが多くスクロールの必要が生じる可能性を考慮して、常にバウンスすることをお勧めします。たとえば、アイテム数が少ないことも多いこともあるグリッドや、説明のテキストが短いことも非常に長いこともあるフォームなどです。また、この動作は、コンテンツが少なく、コンテナの境界に収まる場合でも、スクロール時のズームや視差効果などに役立ちます。
  • バウンスを無効化する。
カスタマイズには [ Scroll Bouncing ] プロパティ[ Large Title Mode ] プロパティを使用します。[ Scroll Behavior ] プロパティグループのプロパティと同時に使用することもできます。



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Created: 19/03/25 23:49 by Admin Last update: 21/05/20 08:02 by Admin
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