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[Package Type] プロパティ

アプリケーションをデプロイするために、作成するパッケージのコンテンツを指定します。

Binariesアプリケーションのコンパイルされた実行可能なコードを含むパッケージを作成します。これには、必要な依存関係やライブラリも含まれます。
Sourcesアプリケーションのソースコードを含むパッケージを作成します。これには、必要な設定ファイルや静的ファイルなども含まれます。

適用範囲

ジェネレーター: .NETJava
レベル: デプロイ ターゲット オプション

説明

通常、 [ Package Type ] プロパティは、ソフトウェアの開発およびデプロイのプロセスにおいて、ソースコードを含むパッケージとコンパイルされたコードを含むパッケージを区別するために使用されます。そのため、パッケージの使用方法や使用に必要な手順を決定するのに役立ちます。
単にアプリケーションを実行するだけの場合は、バイナリを含むパッケージで十分です。したがって、この場合は [ Package Type ] プロパティに Binaries の値を設定する必要があります。
アプリケーションのコードを変更したり、生成されたコードをバージョン管理システムにアップロードしたりする必要がある場合は、ソースコードを含むパッケージが必要です。したがって、この場合は [ Package Type ] プロパティに Sources の値を設定する必要があります。

実行時/設計時

このプロパティは設計時にのみ適用されます。

アプリケーションのソースコードを GitHub などのソースコード管理システムにアップロードする場合

この場合、通常、アプリケーションのソースコードを含むパッケージが作成されます。このパッケージを GitHub にアップロードし、ほかの開発者がそのコードにアクセスできるようになります。このシナリオでは、 [ Package Type ] プロパティに Sources の値を設定します。これは、パッケージにアプリケーションのソースコードが含まれており、後でアプリケーションのビルドに使用できるためです。その際、Linux または Windows などの特定のプラットフォーム向けにビルドできます。詳細については、SAC #52557 を参照してください。

組織の特定の品質ルールを含む既存のパイプラインにビルドプロセスを統合する場合

ある組織でソフトウェアアプリケーションのビルドプロセスを既存のデプロイパイプラインに統合する必要がある場合、通常、アプリケーションのソースコードおよび必要なビルドスクリプトや設定ファイルを含むパッケージを作成します。それから、このパッケージをコンパイル、テスト、およびデプロイが可能な組織のビルドプロセスに統合します。また、その組織では、アプリケーションをデプロイする前に満たす必要のある特定の品質基準や静的コード解析がビルドプロセスに含まれている場合もあります。この場合は、 [ Package Type ] プロパティに Sources の値を設定します。

参考情報

Java ソースのパッケージ化
.NET ソースのパッケージ化

Created: 23/08/24 18:59 by Admin Last update: 23/08/28 22:04 by Admin
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