| [Join Type] プロパティ | |
Join は、データを取り出して要求 (明示的または暗示的な For each の要求) を満たすためにテーブルがどのようにリンクされているかを指します。GeneXus は次の 2 つのタイプの Join をサポートします: 自然結合 (Natural Join) と外部結合 (Outer Join) 。Natural は、たとえば、2 つのテーブルを結合する場合、Join の条件に合わないレコードは取り出されないことを意味します。一方、Outer は、結合条件を満たさないレコードが取得されるという意味です。
外部キーの項目属性の [ Nullable ] プロパティの定義に基づいて、GeneXus は Natural (null 参照ではない) を使用する場合と Outer (nullable 参照) を使用する場合を判断します。 バージョン 8.0 以前のナレッジベースをインポートするときは、 [ Nullable ] プロパティが Compatible に設定されます。この場合は、ユーザーがどちらの結合を実行するかを選択できるようになります。
Use default for Server |
設定される値は DBMS の既定値です。DBMS の既定の Join のタイプは、Outer に対応している場合は Outer であり、対応していない場合は Natural です (詳細については使用している DBMS のドキュメンテーションを参照してください)。これが既定値です。 |
Natural Join |
Join がサーバーで処理される場合に、Natural Join スキーマを使用していると、Select は失敗します。 |
Outer Join |
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注
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トランザクション内で実行される JOIN はクライアントプログラム内で実行されます。
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この構成オプションは、 [ Join Management ] プロパティ内で Join tables in the Server が設定されている場合にのみ考慮されます。Join tables on the Client に設定している場合は、 [ Join Type ] プロパティの値や DBMS の既定値に関係なく、Outer Join の条件に従って、クライアントで結合が処理されます。これを行うため (JOIN を実行するため)、クライアント内でコードが生成されます。
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選択した DBMS が DB2 Universal Database の場合、Outer Join は Version 5 以降でのみ対応可能であることに注意してください。Outer Join のオプションが選択されており、DBMS がこれに対応してない場合 (バージョン 5 より前の場合)、コンパイルまたは実行がエラーとなります。
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選択した DBMS が DB2 UDB for iSeries の場合、Outer Join は OS Version 3.1 以降でのみ対応可能であることに注意してください。Version 3.1 の場合は、PTF SF22302 をインストールする必要があります。インストールしない場合は実行時に構文エラーが発生します。
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オブジェクトレベルにおけるプロパティは、モデルレベルで指定されたプロパティに優先します。
プロパティの変更の適用方法
すべてのオブジェクトをリビルドします。
適用範囲
参考情報
プロパティの変更の適用
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