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[Build Mode] プロパティ

アプリケーションのビルドプロセスをコントロールします。 方針の 1 つは、ビルドプロセスを単純化して、アプリケーションを実行するために「コンパイルする必要があるもの」から開発者を解放することです。もう 1 つの方針は、オンデマンドでコンパイルすることにより、開発のプロトタイプを増やす仕組みを提供することです。

MSBuild MSBuild モードでは、CSC コンパイラーではなく MSBuild を使ってコンパイルします。GeneXus 16 Upgrade 10 以降で作成したナレッジベースではこれが既定値です。
Standard 標準ビルドモードでは、コンパイルするポイントがあると (ほかの呼び出しされたエントリーポイントを含む) コールツリーが分析されてコンパイルされます。GeneXus 16 Upgrade 9 までで作成したナレッジベースではこれが既定値です。
Incremental インクリメンタル ビルド モードでは、選択されたエントリーポイントのみがコンパイルされます。エントリーポイントにより呼び出されたプログラムは、必要に応じて (つまり、呼び出されたときに) コンパイルされます。

適用範囲

対応しているプラットフォーム: Web (.NET)
レベル: ジェネレーター

説明

検討事項

  • MSBuild モードは GeneXus 16 Upgrade 10 で追加されました。GeneXus 16 Upgrade 10 以降で作成されたナレッジベースでは MSBuild モードが既定値です。このモードはビルドのパフォーマンスに最も優れています。詳しくはこちらの記事を参照してください: CSC の代わりに MSBuild を使用したコンパイル
  • インクリメンタル ビルド モードは、動的な呼び出しには対応していません。動的な呼び出しでオブジェクトが呼び出された場合は、自動コンパイルは行われません。
  • インクリメンタル ビルド モードで生成されたアプリケーションは、本番環境やストレステスト環境にデプロイしないでください。
    生成されたコードは正しくスケールしません。このモードは、コンテンションがなく、必要なコンパイルを確認するための分析が必要ない場合のプロトタイピング用です。
  • サーバーは、実行前にクラスをコンパイルする場合は特別な権限を要求します (開発環境と異なり、本番環境では通常これらの権限はありません)。

プロパティの変更の適用方法

プロパティに値を設定したときに、それに対応する変更を適用するには、オブジェクトの [ これだけをビルド ] を実行します。

参考情報

プロパティの変更の適用


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Created: 14/09/18 03:16 by Admin Last update: 20/12/14 23:58 by Admin
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