ここでは、GeneXus 17 Upgrade 5 の機能の概要と使用上の注意について、
GeneXus 17 Upgrade 4 との相違点を基に説明します。
Upgrade 5 は 2021 年 8 月 20 日にリリースされました。
https://www.genexus.com/developers/downloadcenter?data=5928
このアップグレードには、Sketch からのインポートの強化や、アプリケーションのテストの強化など、DesignOps プロセスや開発者のエクスペリエンスに関する重要な機能と改善が含まれています。さらに、生成したソリューションとそれらのセキュリティに関する重要な機能が追加されたほか、追加または使用できるテクノロジーやクラウドサービスの幅が広がりました。
- .NET 6 に向けた Microsoft の戦略に合わせて、.NET Core 3.x ではなく .NET 5 コードを生成するようになりました。
- Android
- マップをオフラインで使用できます (Mapbox プロバイダーを使用する場合)。
- タスクのロールを割り当てるダイアログが強化されました。詳細についてはこちらを参照してください。
.NET、.NET Core、および Java ジェネレーターに次のものが含まれるようになりました。
- GAM でのワン タイム パスワード (OTP) のサポート
- GAM での二要素認証 (2FA) のサポート
- GAM の接続用にキーを設定するための、環境変数のサポート。詳細についてはこちらを参照してください。
- [ SameSite Cookie Attribute ] プロパティを検証するための、セキュリティスキャナーでの新しいルールの追加。詳細についてはこちらを参照してください。
- QueryViewer のマップの出力に Theme オブジェクトが実装されました。「QueryViewer コントロールでマップの表示をカスタマイズする方法」を参照してください。
- クエリおよびダッシュボードでリテラルの変換がサポートされます。詳細についてはこちらを参照してください。
- すべての QueryViewer 出力オプション向けに [ Title ] プロパティが実装されました。詳細についてはこちらを参照してください。
- QueryViewer コントロールのマップの出力で [ ShowValues ] プロパティが実装されました。詳細についてはこちらを参照してください。
- IDE のクエリとダッシュボードのプレビューパネルが中国語にもローカライズされました。
- GXserver コンソールで次のオブジェクトを表示できます: Stencil、Deployment Unit、URL Rewrite、API、および User Control (SAC #49699)
- .NET Core ジェネレーターおよび .NET Core ジェネレーターで生成されたアプリケーションには .NET 5 が必要です。
- 外部ストレージを使用する場合、Blob、ファイル、および Excel ドキュメントはプライベートとして保存されます。
- GAM データベースの再編成が必要です (新しいスキーマと以前のスキーマの互換性は維持されます: 以前のバージョンで生成されたプログラムでも、新しいバージョンへのアクセスを維持できます)。
- connection.gam ファイル形式に変更が加えられました。詳細についてはこちらを参照してください。
- カテゴリパターンが削除され、非推奨となりました。詳細については SAC #49908 を参照してください。
以下のリンクから既に説明した機能、互換性の側面、問題、および詳細を確認してください。
GeneXus:
https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;4;V17;5;V17;4;
GeneXus Server:
https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;6;V17;5;V17;4;
GXflow:
https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;3;V17;5;V17;4;
GXtest:
https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;7;V17;5;V17;4;
GeneXus for SAP:
https://www.genexus.com/developers/rn?data=0;8;V17;5;V17;4;