Azure Functions は、サーバーレス実行モデル (AWS Lambda に相当) に基づいており、PaaS (インフラストラクチャの詳細を抽象化し、自動スケーリングを容易にする) の概念を拡張します。さらに、サーバーレスには実行ごとの支払いシステムがあります。

要約すると、サーバーレスの利点は次のとおりです:

• 自動スケーリング
• Time to Market の短縮
• 迅速なデプロイ
• 使用ごとの支払い

(Gartner)「Serverless architectures enable developers to focus on what they should be doing –writing code and optimizing application design– making way for business agility and digital experimentation (サーバーレスのアーキテクチャにより、開発者はコードの記述やアプリケーション設計の最適化など、必要な作業に集中することができ、ビジネスの敏捷性やデジタルエクスペリメンテーションを向上させます)」

シナリオ

一般的には、データ処理が「events;」に反応するようなシナリオを解決し、消費されたリソースに対してのみ支払いを行いたいものです。これらは、長時間実行のバッチ処理には適していません。
データ処理は、cron としてトリガーすることも、トリガーに反応することもできます。さまざまなタイプのトリガーがあります (例: Timer、キュー、Service Bus、HTTP など)。
GeneXus での実装方法を確認してください:

• タイマートリガーの Azure Functions
• Service Bus と Queue Storage をトリガーとする Azure Functions
• HTTP トリガーの Azure Functions
• CosmosDB でトリガーされる Azure Functions
• Blob Storage でトリガーされる Azure Functions

プラットフォームのサポート:

注:

• この機能では、.NET ジェネレーターのみがサポートされています。GeneXus 17 Upgrade 3 以降で使用できます。
• GeneXus 17 Upgrade 5 以降では、.NET 5 の関数アプリケーションを定義する必要があります。
• .NET 6 は、GeneXus 17 Upgrade 8 でサポートされています。

Azure Functions にデプロイする方法

「Azure Functions としてデプロイする方法」を参照してください。

参考情報

Azure Functions のトラブルシューティングの方法
Azure Functions を監視する方法