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GeneXus 17 での DevOps の拡大

リモート作業を求められ、さまざまなロールでさまざまなタスクを行う多くの専門分野にわたるチームが、ソフトウェアを作成し、進化させています。継続的インテグレーション、継続的テスト、継続的デリバリーのプロセスとともに、さまざまなソフトウェアが進化しています。これは単なる開発や運用には留まらない作業です。補完的な複数のチームや異なる作業環境を調整し、動的かつ循環的なプロセスに従うことは、非常に困難な作業であり、コストもかかります。
GeneXus 17 は、リモートで作業する多くの専門分野にわたるチームが行うアクティビティを 1 つのシステムに統合する作業や、ソフトウェアソリューションの継続的デリバリーのプロセスに関係する作業を簡素化し、削減します。
たとえば、デザインを統合して DesignOps を可能にし、インテグレーション、バージョン管理、およびナレッジ共有を改善し、モデルベースのテストおよび自動化を拡大し、組み込みのデプロイ機能をより多くのターゲットまで拡大します。さらに、パイプラインやそれらのアクティビティを、IDE および GXserver のコンソールから直接追加し、追跡することもできます。

DesignOps

DesignOps では、デザインがソフトウェアであり、ソリューションの進化に合わせてそれが残りのコードとともに進化することを認識して、構築するソリューションにおけるデザインの価値を拡大します。
GeneXus 17 は、デザイナーを統合し、エンジニアリングプロセスにデザインを組み込むことで、DesignOps を促進します。Sketch からのインポートを強化します。
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デザイナーと開発者向けの詳細情報については、「DesignOps と GeneXus」を参照してください。

ナレッジマトリックス

生産性のレベルを上げるには、コラボレーションを通じた開発を可能にし、他の人が既に作成およびテストした構成要素を活用することが重要です。
こうした構成要素はモジュールと呼ばれます。開発およびビルドされたモジュールは、ほかのプロジェクトで共有または再利用できます。そのためには、リポジトリマネージャでそれらをアセットとして格納し、バージョン管理し、依存関係を処理する必要があります。
GeneXus 17 では、リポジトリマネージャを使用してモジュールをパッケージ化し、共有できます。モジュールをホストするものはナレッジマトリックス (またはモジュールサーバー) とも呼ばれ、IDE に接続できます。モジュールのパッケージ化、発行、および連携というプロセス全体を、特定の MSBuild タスクによってバッチモードで実行することもできます。
GeneXus 17 では「グローバルマトリックス」が導入されました。まず GeneXus がいくつかのモジュールをコミュニティ全体と共有しています。
詳しくは次を参照してください:  モジュールサーバーGeneXus のモジュール配布モジュールの MSBuild タスク

テスト

システムで求められている急速な進化のためには、自動化されたテストが不可欠です。ツール内でテストをモデル化し、DevOps の一部としてそれらのテストを自動化することが重要です。
GeneXus 17 には、IDE での GXtest と、次のテストを自動化するタスクが含まれています: ユニットテスト、次を対象とする UI テスト: Web アプリケーションおよびネイティブ モバイル アプリケーション
また、GeneXus 17 では、データセットを組み合わせてユニットテストを生成できます。データベースのモッキングがサポートされるため、回帰テストを容易に作成できます。
さらに、テストカバレッジではレートが計算されて、テストがどこまで到達したかを知ることができます。
詳しくは次を参照してください: GeneXus 17 の GXtest リリースノート

デプロイ

デプロイをモデリングする必要があります。生成されるアプリケーションはマルチクラウド型であることが多く、複数のプラットフォームで実行され、他の多くのアプリケーションと連携します。これらのアプリケーションは日を追うごとに複雑になり、高度なセキュリティを必要とします。
そのため、GeneXus 17 で導入された Deployment Unit オブジェクトを使用してデプロイをモデリングすることが必須となっており、まずその作業を実行する必要があります。
このニーズに対応するため、GeneXus 17 では Kubernetes 環境へのデプロイが追加されています。これにより、複雑なソリューションを、コンテナ化とオーケストレーションのレイヤーを必要とするさまざまなシナリオでデプロイできます。また、Docker と Kubernetes はほぼすべてのクラウドプロバイダーがサポートしているため、柔軟性も大幅に向上します。
GeneXus 17 では SAP Cloud Foundry へのデプロイも可能であるほか、拡張が容易になっています。さまざまなターゲットへのデプロイを行うコードは GitHub にあります。また、別の組み込みでないターゲットにデプロイユニットをデプロイしたい場合は、GitHub にあるコードを利用して独自のターゲットを作成できます。
詳しくは次を参照してください: Kubernetes クラスターにアプリケーションをデプロイする方法Kubernetes クラスターを AKS にデプロイする方法SAP Cloud Foundry へのデプロイhttps://github.com/genexuslabs/deployment-targets

GeneXus Server: SCM、継続的インテグレーション、チームコラボレーション

GeneXus Server 17 は、ナレッジとソリューションをホストし、バージョン管理します。チームで行われた作業を統合し、組織内で DevOps を拡大するように構築されています。
継続的インテグレーションのパイプラインを IDE から直接登録および追跡する機能が組み込まれており、かつてないほど優れた方法で任意のチーム コラボレーション ソフトウェアと連携できます。
詳細については「GeneXus Server 17 リリースノート」を参照してください。


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Created: 21/04/20 02:19 by Admin Last update: 21/05/20 21:16 by Admin
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