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GeneXus 16 によるマルチエクスペリエンス

マルチエクスペリエンスへの移行が進んでいます。Web やモバイルだけでなく、Chatbot や音声などの手段にも対応するソリューションを開発する必要があります。GeneXus 16 は、こうした開発ニーズを満たすツールです。
ユーザーは、モバイルと Web 以外のチャネルからもソリューションにアクセスすることになりますが、チャネルにはそれぞれ明確な目的があります。Web は広範囲にアピールするために最適なチャネルになってきていますが、固定ファンを獲得したい場合はモバイルや Chatbot など、ほかのチャネルのほうが有効です。
GeneXus 16 は、各コンポーネントがほかのコンポーネント (AI、ソリューションのほかのレイアウト、グラフ、プロセス) と連携する完全なソリューションを作成することで、こうしたシナリオの有効性を大きく高めます。

Chatbot 

GeneXus には、Chatbot や仮想アシスタントの作成を大きく促進する Chatbot ジェネレーターがあります。
GeneXus でモデル化した Chatbot は、人間の言語を使います。ただし、ソリューションの残りの部分とも連携するため、ソリューションの画面で応答し、クエリについて視覚的に情報を提供できます (例: 銀行口座の状況に関する情報をチャット内で返信)。回答するだけでなく、タスクを実行することもできます (例: 決済の承認)。生み出される価値は膨大で、それはソリューション全体との連携によってさらに強化されます。
これをモデル化するために GeneXus には新しいオブジェクト「Conversational flow」があります。このオブジェクトで会話の流れを定義すると、GeneXus がその知識に基づいてソフトウェアに必要な要素をすべて生成します。チャット用の UI を備えたサンプルの Web パネルや SD パネル、UI を操作するサーバー側のプロセスが生成されます。また、重要な点として、IBM Watson や Google Dialogflow でトレーニングするためのモデルも生成されます。
この点で GeneXus にはさらにメリットがあります。同じモデルを任意のプロバイダーに対してトレーニングしてから、最適なものを選択できます。
詳細情報: GeneXus の Chatbot

デザインシステム

マルチエクスペリエンスやオムニチャネルへの移行において、これまでになく重要な点として、ソリューションの一貫性があります。ソリューションは、すべてのチャネルを通して、求められるエクスペリエンスを提供する必要があります。
業界では、「デザインシステム」という新しいコンセプトが生まれています。これは原則、パターン、デザイン手法のセットです。製品や会社ごとに設定し、一貫性やその他の課題に対応することを目指します。
GeneXus 16 では、デザインシステムを表す新しいコンセプトがナレッジベースに追加されています。テーマとパターンは以前からありました。ここにベーススタイル (外部 CSS の参照) とステンシル (UI レイアウトの再利用を高めるためのマルチプラットフォーム テンプレート オブジェクト) を加え、ユーザーコントロールをナレッジベースのオブジェクトとして体系化しました。ユーザーコントロールをナレッジベースでオブジェクトとして定義することで、ポータビリティが強化され、生産性が大きく向上します。以前はユーザーコントロールをソリューションで使用できるようになるまでに数週間かかることがありましたが、現在は数日間でナレッジベースに追加できるようになりました。これにより、Semantic UI、Bootstrap、Pure CSS、Kube などの CSS フレームワークのコントロールやスタイルを GeneXus で簡単に定義することが可能です。
詳細情報: デザインシステム

ユーザーエクスペリエンス

上記の変更点でもエクスペリエンスは向上しますが、GeneXus ではさらに多くの機能や細部に手を加え、求められるインターフェースを柔軟に実現できるようにしました。
現代は、画面上で処理される要素がより多くなっているように感じます。GeneXus 16 では、トランジションやアニメーション、デバイスとの連携、生体認証、マップが、さまざまなレイヤーで改善されており、Uber タイプのアプリケーションを作成したり、中国からでも Payment API と連携したりすることが可能です。
詳細情報: フレックス レイアウト コンテナDeviceAuthentication 外部オブジェクトAnimation View ユーザーコントロール 

分析

ソリューションで作成されるデータ量が多く、そのデータを分析する新しい方法が不可欠になっています。この点で、GeneXus は新しいグラフにも取り組み、Query Viewer の機能性を高めました。特に、GeneXus 16 には新しい Dashboard オブジェクトがあり、これを使用すると、重要業績評価指標 (KPI) を示すビジネスダッシュボードを作成できます。各指標は、データプロバイダーまたはクエリからのデータを示します。
詳細情報: Dashboard オブジェクト

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Created: 19/03/25 23:49 by Admin Last update: 21/05/20 08:02 by Admin
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