ここでは、ワークフローベースのアプリケーションをデプロイするための手順を示します。
他の GeneXus アプリケーションと同様に、
IDE からデプロイした後、一連のビジネス プロセス ダイアグラムをエクスポートする必要があります。
完全なプロセスは、次の 3 つのコンポーネントで構成されています: バイナリファイル、データベース/メタデータ、プロテクション。
GeneXus は生成されたファイルをパッケージ化するためのシンプルなメカニズムを提供し、アプリケーションをデプロイします。
- ツールバーにある [ ビルド ] > [ アプリケーションをデプロイ ] を選択します。このアクションにより、IDE のメインのセクション内にコンテキストウィンドウが表示されます。
- [ KB エクスプローラー ] から各ビジネス プロセス ダイアグラムをドラッグし、 [ デプロイするオブジェクトを選択してください ] フォーム内にドロップします。[ Main program ] プロパティが True に設定された Web Panel オブジェクトも含める必要があります。
ビジネス プロセス ダイアグラムのすべての依存関係 (Web パネル、プロシージャーなど) を含める必要はなく、GeneXus はそれらをダイアログに表示せずにパッケージに含めます。
- 優先オプションを設定し、デプロイします。
詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。
GeneXus の
Business Process Deployer ツールにより、新しいワークフロープロセス、または既存のワークフロープロセスに加えた変更を本番運用データベースに適用できます。
- [ ツール ] -> [ ワークフロー ] -> [ ビジネス プロセス デプロイ ファイルを作成 ] の順に選択し、Business Process Diagram をエクスポートします。
- Business Process Deployer を開き、生成されたファイルをインポートします。
詳細は、「GXflow で Business Process Deployer を使用して本番環境のデータベースの影響分析を行う方法」を参照してください。
本番運用環境では、ワークフロープロセスは必ず新しいプロセスとして適用されます。この事実は、実行中のプロセスインスタンスが、影響分析を行う前のプロセスの定義に基づいていることを意味します。つまり、影響分析で行われた変更は、実行中のプロセスには反映されず、適用を受けた後に作成されたプロセスのみが新しい定義を持つことになります。
アプリケーションをデプロイし、Business Process Deployer で本番環境のデータベースに適用したら、アプリケーションの構成ファイルを更新して本番環境のデータベースに接続する必要があります。
これらのファイルは使用するジェネレーターによって異なります:
<add key="Connection-Default-User" value="databaseUser" />
<add key="Connection-Default-Password" value="UserPassword" />
<add key="Connection-Default-DB" value="databaseName" />
<add key="Connection-Default-Schema" value="databaseSchema" />
- .NET の場合、少なくとも appsettings.json ファイルの次のフィールドを更新する必要があります:
"Connection-Default-User": "databaseUser",
"Connection-Default-Password": "UserPassword",
"Connection-Default-DB": "databaseName",
"Connection-Default-Schema": "databaseSchema",
- Java の場合、少なくとも client.cfg ファイルの次のフィールドを更新する必要があります:
CS_SCHEMA=databaseSchema
USER_ID=databaseUser
USER_PASSWORD=UserPassword
CS_DBNAME=databaseName
DB_URL=databaseURL
これらのデータを暗号化する必要がある場合は、
GxEncryptCMD ツールを使用できます。暗号化に必要なキーは、Java で生成する場合は application.key ファイルに、.NET の場合は KeyResolver.dll ファイルに格納されています。
アプリケーションをサーバーにデプロイする準備ができたら、そのプロテクションも更新する必要があります。
GeneXus 15 Upgrade 8 で
新しい GXflow ライセンススキームが導入されてから、ライセンスのセットアップが非常に簡単になりました。
GXflow ライセンスマネージャを使用してライセンスをインストールします。プロセスはすべてのプラットフォームで同じです。
ライセンスのセットアップ手順は、実行するプラットフォームによって異なります。
- Business Process Deployer のセットアップをインストールします。
- [ スタート ] -> [ すべてのプログラム ] -> [ GXflow GeneXus 15 ] -> [ License Manager ] の順に選択し、ライセンスをインストールします。
- C:\Program Files (x86)\GeneXus\GXflow\GXflowGx15\LicMgr にある "protect.ini" ファイルを次のディレクトリーにコピーします: "C:\Windows\System32" フォルダと "C:\Windows\SysWOW64" フォルダ。
- GeneXus Protection Server をインストールします。
- (Java のみ) こちらのファイルを Tomcat の lib ディレクトリー (既定: C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat X.Y\lib) にコピーし、解凍します。
- [ スタート ] > [ すべてのプログラム ] > [ GeneXus X Evolution 15 ] > [ Business Process Deployer ] の順に選択し、プロセスをデプロイします。
- 手順については、こちらの文書を参照してください。
Linux プラットフォーム
次の手順に従います:
ライセンスをアプリケーションと同じサーバーにインストールする場合は、「Linux、AIX、および OS400 にインストールされた GXflow の保護を設定する方法」を参照。
または、次の手順に従います: ライセンスをリモートサーバーにインストールする場合は、「
GXflow のライセンス設定の一元管理 (GXflow on Linux)」を参照 (ライセンスをリモートにインストールする場合、サーバーは Windows である
必要があります)。
次の手順に従います:
ライセンスをアプリケーションと同じサーバーにインストールする場合は、「Linux、AIX、および OS400 にインストールされた GXflow の保護を設定する方法」の手順に従い、ライセンスをインストールします。