Web コンポーネント自体と、そのコンポーネントに格納される Web コンポーネントの再表示を実行します。これにより、Web コンポーネントで Start、Refresh、および Load イベントが実行されます。
<Web コンポーネント名>.Refresh
このコマンドは、
[ Web User Experience ] プロパティが Smooth に設定されているときに便利です。Web ページ内のほかのコンポーネントはそのままで、必要な Web コンポーネントのみを再表示することができ、ページ全体の再表示を避けることができるためです。
たとえば、イベントがトリガーされる Web コンポーネントと同じ Web ページ内にある、同じレベルの Web コンポーネントを再表示する必要があるとします。
例を挙げると、Web コンポーネント A と Web コンポーネント B をロードする Web ページがあり、Web コンポーネント A に次のコードが設定されているとします:
Event "GetBalance"
&UserBalance = GetUserBalance(&UserId)
&websession.set("UserBalance",&UserBalance)
EndEvent
Web コンポーネント B は、フォーム内に情報を表示するために、&UserBalance を使用します。これは、以前のコードに Web コンポーネント B の再表示が明示的に含まれている場合を除いては、&UserBalance から情報を取得しません。
Event "GetBalance"
&UserBalance = GetUserBalance(&UserId)
&websession.set("UserBalance",&UserBalance)
WebComponentB.refresh()
EndEvent
この結果、Web コンポーネント B が Start イベント、Refresh イベント、Load イベントを実行するため、Refresh イベント内の Web セッションから &UserBalance を読み取ることができます。
イベント実行スキーム
GeneXus X Evolution 3 以降におけるクライアント側でのイベント実行