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ToJson メソッド

Structured Data Type (SDT) オブジェクトまたはビジネスコンポーネント変数の JSON 表現で文字列を返します。 

構文

&String = &var.ToJson( [ &Boolean ] )
入力値の説明:
&String
    Character データタイプに基づく項目属性または変数です。
&var
    SDT またはビジネスコンポーネントに基づく変数です。
&Boolean
     オプションのパラメーターです。ビジネスコンポーネント変数のみに適用されます。True の場合、返される文字列には補助変数 (古い値、モード、初期化フラグ) が含まれます。False の場合は、レコードデータのみが含まれます。既定値は True です。

適用範囲

ジェネレーター: .NET.NET FrameworkJava

1) 次の SDT があるとします:
イメージ:10671.png
Data Provider オブジェクトを定義します (DPOneCountry などの名前をつけます)。Country SDT を KB エクスプローラーからデータプロバイダーの [ Source ] にドラッグし、次のようにデータを入力します:
Country
{
    Name = "Uruguay"
    Language = "Spanish"
    Coordinates
    {
        Latitude = 30
        Longitude = 35
    }
    Cities
    {
        Item
        {
            Item = "Montevideo"
        }
        Item
        {
            Item = "Paysandu"
        }
    }
}
 
Web Panel オブジェクトで、Country SDT に基づいて &Country という名前の変数を定義します。
Web Panel の目的は、SDT に基づいて変数のデータを JSON 形式に変換することです。これを行うため、エンドユーザーがボタンを押すと、そのボタンに関連付けられたイベントが、DPOneCountry データプロバイダーを使用して 1 つの国のデータをメモリー (&Country 変数内) にロードします。その後、Json メソッドが &Country 変数に適用され、データが JSON 形式に変換されます。最後に Web パネルの [ Web Layout ] で表示されます。
Web パネルの [ Web Layout ] を次のように設計します:
イメージ:51053.png
次のコードを Web パネルのボタンと関連付けて定義します:
Event 'ToJson'
   &SDTCountry = DPOneCountry()
   &Json=&SDTCountry.ToJson()
Endevent
使用する変数は次のとおりです:
&Json                  Type: Character(200)
&Country               Type: Country
実行時にエンドユーザーがボタンをクリックすると、国のデータが &Country 変数にロードされ、JSON 形式に変換されます。&Json 変数には次の内容が含まれます:
{"Name":"Uruguay","Language":"Spanish","Coordinates":{"Latitude":30,"Longitude":35},"Cities":{{"Item":"Montevideo"},{"Item":"Paysandu"}}}
: Android プラットフォームを使用する場合、数値には引用符 (") は付きません。ただし、ユーザーイベントまたは [ Connectivity Support ] プロパティが Offline のオブジェクトでこのメソッドを使用する場合は、返されるすべての値に引用符 (") が付きます。SAC #52162

2) ToJson メソッドを、GeoPoint データタイプに基づくメンバーを含む SDT に基づく変数に適用できます。変数は、Well KnownText 標準 (WKT) を使用してプレーンテキストとして表現 (シリアル化) されます。
以下のように定義された構造化データタイプがあるとします:
SDT1
{
     CharacterMember: Character
     GeoPointMember: GeoPoint
 }
構造化データタイプに基づいて変数を初期化します。その後、以下のコードを定義します (たとえばプロシージャーのソース内または Web パネル / パネルのイベント内で):
 &VarBasedOnSDT1.ToJson()
結果は以下のようになります:
  [ {"CharacterMember":"","GeoPointMember":"POINT(-56.10 -33.01)"} ] 


参考情報

FromJson メソッド


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Created: 18/10/29 01:07 by Admin Last update: 24/03/25 23:57 by Admin
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