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Sketch ファイルをインポートする方法
Sketch
は、一般的に使用されているデジタルインターフェース設計用ツールです。GeneXus は、Sketch ファイルの自動取り込みに取り組んでいます。
最新の状況は次のとおりです。
モバイル:
GeneXus 16 Upgrade 5
以降で使用できます。
Web: 実験的機能 (ベータ段階) です。ご注意ください。
開発者向けルール
に従った Sketch ファイルに対して、GeneXus は
Panel for
Smart Devices
、
Stencil
、
Theme for Smart Devices
とクラス、グリッドにサンプルデータを入力する
データプロバイダー
、パネル間の呼び出しを作成します。
この機能は、サンプルの
Sketch ファイル
と
その画像
を使って試すことができます。
Sketch ファイルをインポートする方法
[ Sketch インポート ] を開きます。
Sketch ファイルを選択します (
注:
Sketch ファイルは
開発者向けルール
に従っている必要があります)。
インポートオプション:
[ テーマに追加 ] : クラスを追加する Theme for Smart Devices を選択します。
[ イメージ ] : Sketch ファイル内に組み込まれた画像がインポートされ、エクスポートされた画像にはプレースホルダーが作成されます。画像がナレッジベース内にある場合は、無効にします。
[ メニュー ] : 作成されるすべてのパネルへのリンクを含む MenuFromSketch というダッシュボードが作成されます。
[ Stencil ] : 作成されるすべてのパネルのメインテーブルに代わる Stencil が作成されます。これは、開発中に Sketch ファイルを複数回インポートする場合に便利です。
ファイルをインポートします。標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、KB エクスプローラーに新しいオブジェクトが表示されます。
ビルドと実行の前に、画像をインポートすることをお勧めします。
画像のインポート
[ イメージインポート ] ウィンドウを開きます。
すべての画像が含まれるフォルダを選択します。
画像をインポートします。
標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、 [ 画像 ] のツールウィンドウで画像を確認できます。
フォントのインポート
[ フォントインポート ] ウィンドウを開きます。
すべてのフォントが含まれるフォルダを選択します。
Sketch ファイルのインポート時に作成されたテーマを選択します。
フォントをインポートします。
標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、選択したテーマ内でフォントを確認できます。
ビルドと実行
開始オブジェクトを選択します (パネルまたは MenuFromSketch)。
実行します。
開発者向けルール
自動的にインポートされるデザインが適切であるためには、Sketch ファイルが特定の内部構造に従っている必要があります。
エレメントとレイヤーが重ならないようにします。
エレメントがレイヤーと重なっている場合は、バッジか、上位レイヤーの背景でない限り、レイヤーの中に入れるようにします。
バッジ (小さなレイヤー) は、別のレイヤーの上または端に配置できます。
レイヤーには背景を設定できます。背景は一番下に配置し、レイヤー内で最大のアイテムにします。
何も重ならないようにします。フレームには注意が必要です。たとえば、2 つのテキストは、コンテンツが重ならなければフレームが重なってもかまいません。
すべての
画像をエクスポート可能
とマークします
。これにはアイコン、ロゴなどが含まれます。
シンボルはすべて親の幅まで拡張されます。シンボルの幅を固定したい場合は、固定幅のフォルダに入れます。
Sketch のサイズ変更の制約
に関するベストプラクティスに従います。GeneXus では、サイズ変更の制約を使用して、デザインをレスポンシブにしています。
一部のレイヤー名には特別な意味があります。
レイヤー名が「
button
」から始まる場合、ボタンとして扱われます。
テキスト名が「
input
」から始まる場合、入力フィールドとして扱われます。
リスト、カルーセル、グリッドは、「
grid
」から始まるレイヤーの中に配置する必要があります。中のエレメントが
シンボル
である場合は、関連データがインポートされ、動的にロードされます。これは開発者への配慮です。
「
_
」から始まるレイヤーは
無視
されます。これは、Sketch では表示する必要があっても GeneXus にインポートする必要はない情報に便利です。
同様に、キーボードは常にパネルに表示される部分ではないため、「
keyboard
」から始まるフォルダは無視されます。
カレンダーやグラフなどの複雑なコントロールは、まだサポートされておらず、複数の画像やテキストに分解されます。これらはエクスポート可能な画像としてマークすることをお勧めします。この方法により、何を置換する必要があるかが開発者に明らかになります。
既に共有している Sketch ファイルを編集する場合は、オブジェクトの名前を変えないようにしてください。名前を変更すると、GeneXus 内に不要な新規オブジェクトが作成される可能性があります。
シンプルになるようにしてください。
これは実験的機能なので、サポートされていない部分が多くあります。詳細は「
制限
」のセクションを参照してください。
Sketch はバージョン 52 以降を使用してください。
例
サンプルの
Sketch ファイル
をダウンロードして確認してください。
制限
色のグラデーションはサポートされていません。
1 つのテキストフィールドに複数の書式を設定したり、複雑な形状のマスクを使用することは避けてください。シンプルにすることで、初回のデザインが適切な見た目になる可能性が高くなります。
Sketch ファイルを共有するときは、
エクスポートした画像
と、使用しているすべてのフォントを必ず送信してください。
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(
http://www.genexus.com/betatesters
から登録可能)