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Sketch ファイルをインポートする方法

Sketch は、一般的に使用されているデジタルインターフェース設計用ツールです。GeneXus は、Sketch ファイルの自動取り込みに取り組んでいます。
最新の状況は次のとおりです。
  • モバイル: GeneXus 16 Upgrade 5 以降で使用できます。
  • Web: 実験的機能 (ベータ段階) です。ご注意ください。

開発者向けルールに従った Sketch ファイルに対して、GeneXus は Panel for Smart DevicesStencilTheme for Smart Devices とクラス、グリッドにサンプルデータを入力するデータプロバイダー、パネル間の呼び出しを作成します。
この機能は、サンプルの Sketch ファイルその画像を使って試すことができます。

Sketch ファイルをインポートする方法

[ Sketch インポート ] を開きます。
イメージ:42520.png
Sketch ファイルを選択します (注: Sketch ファイルは開発者向けルールに従っている必要があります)。
イメージ:42806.png
インポートオプション:
  • [ テーマに追加 ] : クラスを追加する Theme for Smart Devices を選択します。
  • [ イメージ ] : Sketch ファイル内に組み込まれた画像がインポートされ、エクスポートされた画像にはプレースホルダーが作成されます。画像がナレッジベース内にある場合は、無効にします。
  • [ メニュー ] : 作成されるすべてのパネルへのリンクを含む MenuFromSketch というダッシュボードが作成されます。
  • [ Stencil ] : 作成されるすべてのパネルのメインテーブルに代わる Stencil が作成されます。これは、開発中に Sketch ファイルを複数回インポートする場合に便利です。
ファイルをインポートします。標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、KB エクスプローラーに新しいオブジェクトが表示されます。
イメージ:41778.png
ビルドと実行の前に、画像をインポートすることをお勧めします。

画像のインポート

[ イメージインポート ] ウィンドウを開きます。
イメージ:42521.png
すべての画像が含まれるフォルダを選択します。
イメージ:41780.png
イメージ:41781.png
画像をインポートします。
標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、 [ 画像 ] のツールウィンドウで画像を確認できます。

フォントのインポート

[ フォントインポート ] ウィンドウを開きます。
イメージ:42522.png
すべてのフォントが含まれるフォルダを選択します。
Sketch ファイルのインポート時に作成されたテーマを選択します。
イメージ:42523.png
フォントをインポートします。
標準出力ウィンドウで進行状況を確認できます。
完了したら、選択したテーマ内でフォントを確認できます。

ビルドと実行

  • 開始オブジェクトを選択します (パネルまたは MenuFromSketch)。
  • 実行します。

開発者向けルール

自動的にインポートされるデザインが適切であるためには、Sketch ファイルが特定の内部構造に従っている必要があります。
  • エレメントとレイヤーが重ならないようにします。
    • エレメントがレイヤーと重なっている場合は、バッジか、上位レイヤーの背景でない限り、レイヤーの中に入れるようにします。
    • バッジ (小さなレイヤー) は、別のレイヤーの上または端に配置できます。
    • レイヤーには背景を設定できます。背景は一番下に配置し、レイヤー内で最大のアイテムにします。
    • 何も重ならないようにします。フレームには注意が必要です。たとえば、2 つのテキストは、コンテンツが重ならなければフレームが重なってもかまいません。
  • すべての画像をエクスポート可能とマークします。これにはアイコン、ロゴなどが含まれます。
  • シンボルはすべて親の幅まで拡張されます。シンボルの幅を固定したい場合は、固定幅のフォルダに入れます。
  • Sketch のサイズ変更の制約に関するベストプラクティスに従います。GeneXus では、サイズ変更の制約を使用して、デザインをレスポンシブにしています。
  • 一部のレイヤー名には特別な意味があります。
    • レイヤー名が「button」から始まる場合、ボタンとして扱われます。
    • テキスト名が「input」から始まる場合、入力フィールドとして扱われます。
    • リスト、カルーセル、グリッドは、「grid」から始まるレイヤーの中に配置する必要があります。中のエレメントがシンボルである場合は、関連データがインポートされ、動的にロードされます。これは開発者への配慮です。
    • _」から始まるレイヤーは無視されます。これは、Sketch では表示する必要があっても GeneXus にインポートする必要はない情報に便利です。
    • 同様に、キーボードは常にパネルに表示される部分ではないため、「keyboard」から始まるフォルダは無視されます。
    • カレンダーやグラフなどの複雑なコントロールは、まだサポートされておらず、複数の画像やテキストに分解されます。これらはエクスポート可能な画像としてマークすることをお勧めします。この方法により、何を置換する必要があるかが開発者に明らかになります。
    • 既に共有している Sketch ファイルを編集する場合は、オブジェクトの名前を変えないようにしてください。名前を変更すると、GeneXus 内に不要な新規オブジェクトが作成される可能性があります。
  • シンプルになるようにしてください。これは実験的機能なので、サポートされていない部分が多くあります。詳細は「制限」のセクションを参照してください。
  • Sketch はバージョン 52 以降を使用してください。

サンプルの Sketch ファイルをダウンロードして確認してください。

制限

  • 色のグラデーションはサポートされていません。
  • 1 つのテキストフィールドに複数の書式を設定したり、複雑な形状のマスクを使用することは避けてください。シンプルにすることで、初回のデザインが適切な見た目になる可能性が高くなります。
  • Sketch ファイルを共有するときは、エクスポートした画像と、使用しているすべてのフォントを必ず送信してください。

フィードバック

この機能に関して、フィードバックを募集しております。GeneXus ベータチャネルからご参加ください。
(http://www.genexus.com/betatesters から登録可能)



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Created: 20/12/14 21:40 by Admin Last update: 21/05/20 08:04 by Admin
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