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SD のテーマ - Padding、Border、Margin の管理
Padding、Border、Margin とは何でしょうか。これらは、コントロールのプロパティです。Padding と Margin を使用すると、コントロール間のスペースを管理できます。Border を使用すると、コントロールの周りに境界線を描き、そのサイズ、色などを指定できます。次の図は、実行時のこれらのプロパティの表示を示しています:
GeneXus では、アプリケーションで使用する SD テーマのクラスで設定します。値は、DIP (Device Independent Pixel) で表し、次のコントロールやクラスに適用できます:
クラス/プロパティ
境界線
余白
内側の余白
Table
○
○
○
Attribute
○
○
No
Grid
○
○
○
GridRow
○
○
○
Button
○
○
○
Tab
○
○
○
TextBlock
○
○
No
例
これらのプロパティを 'Table' コントロール内の Panel for Smart Devices タイプのオブジェクトに適用する方法を見ていきます。次のプロパティを持つテーマの Table クラスを割り当てます:
実行時の結果は次のようになります:
Android
iPhone
注
これらのプロパティを設定するとき、考慮する必要のある注意事項があります。 考慮しなかった場合、実行時にコントロールが期待どおりに描画されない可能性があります。また、間違った位置で切り取られたり、表示されたりする可能性もあります。
GeneXus でこれらのプロパティの設定を間違った場合の問題を理解するために、失敗例を見ていきます。
rows style = 64 dip のテーブルに、Margin、Border、Padding の値を設定するとします。値を合計すると、64 dip を超えました。たとえば、Margin Top と Margin Bottom = 20、Border = 10、Padding = 10 のクラスを作成したとします。境界線とスペースだけを加算したとしても、上部が 20+10+10、下部が 20+10+10 となります。行が 64 dip であるのに対して、これらのプロパティが合計 80 dip を占めます。
実行するとどうなるでしょうか。
この例では、‘Hello World’ が、期待どおりの位置に表示されません:
Android
iPhone