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Query オブジェクトの使用例
Query オブジェクト
と
QueryViewer コントロール
を使用するのに必要な手順を詳しく説明します。
ここで取り上げる例は旅行代理店の実際の業務に基づくもので、国、都市、観光スポット、チケット、空港などの概念が含まれています。
Query オブジェクト
を使用することで、さまざまなシナリオに対応できます。ここでは、フランスとブラジルの観光スポットの数を確認します。
注:
ここでは、
Query オブジェクト
と
QueryViewer コントロール
に関するドキュメントを読んでおり、Query オブジェクトの構造など、基本的な概念を理解していることを前提としています。
QueryViewer のその他の機能については、
TestWebQueryViewer
ナレッジベースサンプルを使用して確認できます。
ステップ バイ ステップ ガイド
1) オブジェクトの作成
AttractionsByCountry
という
Query オブジェクト
を作成します。
2) オブジェクトの定義
クエリの結果を定義するには、 [
Structure
] エレメントの
Attributes
ノードに項目属性を追加します。
これらの項目属性は 2 つの方法で追加できます。1 つは、 [
項目属性リスト
] ウィンドウからクエリにドラッグする方法です。
もう 1 つは、項目属性の名前をインラインで記述する方法です。
この作業では、入力するにつれて候補が表示される支援メカニズムを利用できます。
いずれかの方法を使用して、次の項目属性をクエリに含めます:
AttractionName
および
CountryName
。
3) 説明
Attributes
ノードに項目属性を追加したら、それぞれの
デスクリプション
列に次の説明を設定します:
AttractionName
は
Attractions
、
CountryName
は
Countries
。
これらの説明は、クエリが実行されると [
Preview
] エレメントに表示されます (または実行時に表示されます)。
4) 集計
各都市の観光スポットの数を確認するには、
AttractionName
項目属性を Aggregate 式 (集計式) として定義する必要があります。
この場合も、2 つの方法があります。1 つは項目属性を右クリックして希望する集計を選択する方法で、もう 1 つは式をインラインで入力する方法です。
前の手順で説明した候補の表示機能は、クエリに追加する候補を表示するときに集計関数も考慮します。
いずれかの方法を使用して、
Count
集計を
AttractionName
項目属性に含めます。
結果は次のようになるはずです。
5) プレビュー
目的の結果が表示されるかどうかを確認するのに、クエリの初期結果が役に立つ場合があります。
これを行うには、 [
Preview
] エレメントを選択し、次のプロパティ値を設定します。
Output Type = Chart
Chart Type = Pie 3D
6) フィルタ
フランスとブラジルに関連する値のみをクエリ結果に表示するとします。
これを行うには、
CountryName
in [ France, Brazil ] というフィルタを
Filters
ノードの下に定義します。
このフィルタは、インラインで記述することも、各レベルで利用可能な右クリックオプションを使用して設定することもできます。新しいクエリ構造は次のようになります。
[
Preview
] エレメントに戻ります。必要な SQL 文の再計算後に、新しいクエリ結果が表示されます。
7) QueryViewer
これまでに、実行するクエリを定義しました。次に、それをユーザーが表示できるように、アプリケーションに含める必要があります。
Query オブジェクトを実行時に実行するには、
QueryViewer コントロール
という特別なコントロールが必要です。このコントロールは、Web Panel オブジェクトまでドラッグする必要があります。
そのため、
AttractionsQuantityByCountry
という Web Panel オブジェクトを作成します。
次に、QueryViewer コントロールをツールバーからドラッグします。
次に、コントロールのプロパティを設定する必要があります。 [
Object
] プロパティに値
AttractionsByCountry
を設定します。
8) 実行
最後の手順として、クエリを実行時に表示します。これを行うには、アプリケーションを実行し (F5)、Web パネルを開きます。実行時には次のように表示されます。