前回入力された任意の項目属性の値を返します。
構文
Previous( [ Attribute ] )
戻されるタイプ:
引数項目属性と同じ
説明
現在のプログラムセッションで、前回の挿入に使用した項目属性の値を返します。値は格納されず、ユーザーがトランザクションプログラムを終了すると失われます。項目属性を指定しない場合は、割り当てられている項目属性の値を返すものと見なされます。
例
トランザクションルール:
Default(ClientState, Previous());
セッションの最初の挿入トランザクションでは、ClientState の値が null でプロンプトされます。たとえば、ユーザーが ClientState の値に LA と入力してトランザクションの挿入を完了すると、次の挿入画面では ClientState の既定値として LA が表示されます。ユーザーはこれを変更することもできます。つまり、既定値は前回の入力値となります。
適用範囲
オブジェクト: Transaction
|