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ItemClick イベント

クエリエレメントをクリックした後、このイベントがトリガーされたときにアクションが実行されます。

構文

&ItemClickData.{ Axis | Context | Filters | Name | Value }
このイベントがトリガーされると、 [ ItemClickData ] プロパティ内でイベントのパラメーターがクエリされます。次のデータを持つ SDT が返されます:
  • Axis: 配置先の軸です。
  • Context: エレメントのコレクションであり、クエリに含まれるすべてのエレメントに、クリックされた値に関連する値の情報を提供します。
    • 通常のテーブルの場合、クエリに含まれるすべてのエレメント (非表示のエレメントを含む) のリストであり、クリックされたセルに対応する行の値を持ちます。
    • ピボットテーブルの場合、1 つのセルをクリックすることで、複数のクエリ結果のセット (そのセルの値の元になったすべてのクエリ結果) が選択されます。関連する値とは、クエリ内の各エレメントにおける、前述のクエリ結果のセットに含まれるさまざまな値です。
  • Filters: 選択された値のリストを持つ、ページ内に含まれるエレメントのコレクションです (ピボットテーブルに対してのみ有効)。
  • Name: クリックされたエレメントの名前です。
  • Value: クリックされたセル内に格納された値です。

この例では、Client Nr エレメントがクリックされるとポップアップウィンドウが開かれ、エレメント名、エレメントの値、およびコンテキストが表示されるようなコードをイベントに追加します。
Event QueryClients.ItemClick
    &StrContext = &ItemClickData.Context.ToJson() //&StrContext は VarChar/LongVarChar/Character タイプの変数
    &window.Object = PopupDialog.Create(&ItemClickData.Name,
                                        &ItemClickData.Value,
                                        &StrContext)
    &window.Width  = 400
    &window.Height = 300
    &window.Open()
EndEvent
イメージ:19642.png

グラフ

以下の場所で ItemClick イベントを実行できます:
  • データ (縦棒グラフ内の縦棒、折れ線グラフ内の線など)
  • ラベル

マップ

GeneXus 17 Upgrade 8 以降、以下の場所で ItemClick イベントを実行できます:
  • Region: Choropleth タイプのマップが使用されている場合。
  • Bubble: GeoPoint および ISO コード 3166 のデータタイプで Bubble タイプのマップが使用されている場合。
どちらの場合も、 [ Raise ItemClick ] イベントプロパティを True に設定する必要があります。項目属性の [ Type ] プロパティが Datum に設定されているエレメントに対してのみ有効にできます。

適用範囲

出力タイプ: Table、PivotTable、Chart、Map


参考情報

ItemDoubleClick イベント
[ Raise ItemClick ] イベントプロパティ
QueryViewer の [ Allow Selection ] プロパティ




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Created: 15/01/07 22:46 by Admin Last update: 23/05/08 21:26 by Admin
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