Interop 外部オブジェクトで提供される Confirm メソッドは、メッセージダイアログを表示し、ユーザーによるメッセージの確認または拒否に従ってアクションを実行できるようにします。
このメソッドは、ユーザーがタップする 2 つのボタン (1 つは確認用、もう 1 つはキャンセル用) を含むメッセージダイアログを表示します。
このメソッドが
Composite コマンドの中で実行され、表示されたメッセージをユーザーが確認すると、Composite コマンドの次のアクションが実行されます。それ以外の場合は、Composite コマンドの実行が停止します。
メソッドは、1 つまたは 3 つのパラメーターを渡して呼び出すことができます。
1 つの場合、ボタンのキャプションは指定されません。3 つの場合、ボタンのキャプションをパラメーターとして渡すことができます。
以下にメソッドの使用例と、選択したオプションに応じた動作例を示します。ここでは、
LightCRM KB を使用します。
ユーザーが会議を挿入しようとするたびに、それを確認しなければならないとします。ここでは、新しい会議の挿入に使用するのと同じイベントで Confirm メソッドが呼び出されます。
まず会議の
Transaction オブジェクトの [ WorkWith ] タブで、Detail ノードの下にある Section (General) ノードを選択します。次に [ イベント ] セクションを選択します。
保存時にユーザーの確認が必要であるため、次のように Save イベントを編集します:
Event 'Save'
Composite
Interop.Confirm("Confirm this meeting?")
GeneXus.SD.Actions.Save()
return
EndComposite
EndEvent
他の選択肢 (専用のボタンを含む) は次のようになります:
Event 'Save'
Composite
&HasConfirmed = Interop.Confirm("Confirm this meeting?", "Yes, sure", "No, thanks")
If &HasConfirmed
GeneXus.SD.Actions.Save()
return
Else
Msg("Your meeting was not saved")
EndIf
EndComposite
EndEvent