GxEncryptCMD は、GeneXus と同じアルゴリズムを使用して文字列の暗号化と復号を行うことができるコマンドラインツールです。
これは GxEncryptCMD.exe という名前で、GeneXus インストールのルートフォルダにあります。
これを使用すると、web.config、client.cfg、appsettings.json、CloudServices.config、GXCF_Chatbots.config など、GeneXus によってアプリケーション設定ファイルに保存された暗号化データの一部を変更できます。
使用方法は簡単です:

使用方法: GxEncryptCMD /e|/d  [ /k:key ]  input

/e : 入力を暗号化
/d : 入力を複合
/k : このキーを暗号化/復号に使用
input : 暗号化/復号するテキスト

文字列を暗号化 (/e) するか復号 (/d) するかをツールに指定し、末尾に文字列を追加するだけです。
既定では、ツールは GeneXus の既定の暗号化キーを使用します。このキーを変更する必要がある場合、/k フラグで 2 つ目のパラメーターを追加します。 
暗号化キーを変更する場合は、データの複合に同じキーを使用する必要がある点に注意してください。
例:
GeneXus の既定のキーを使用した暗号化

C:\GeneXus>GxEncryptCMD.exe /e root
GxEncryptCMD 11.0.0.0
Copyright © 1988-2020 GeneXus.All Rights Reserved

lDhkEMO1isz7KuCQ4M358Q==

GeneXus の既定のキーを使用した復号

C:\GeneXus>GxEncryptCMD.exe /d lDhkEMO1isz7KuCQ4M358Q==
GxEncryptCMD 11.0.0.0
Copyright © 1988-2020 GeneXus.All Rights Reserved

root

アプリケーションの暗号化キーを使用した暗号化

C:\GeneXus>GxEncryptCMD.exe /e /k:1A73A66F4A9C45358F4830E34C6807F5 root
GxEncryptCMD 11.0.0.0
Copyright © 1988-2020 GeneXus.All Rights Reserved

vkmzYmdujBpc+At9dUE+hg==

アプリケーションの暗号化キーを使用した復号

C:\GeneXus>GxEncryptCMD.exe /d /k:1A73A66F4A9C45358F4830E34C6807F5 vkmzYmdujBpc+At9dUE+hg==
GxEncryptCMD 11.0.0.0
Copyright © 1988-2020 GeneXus.All Rights Reserved

root