ここでは、GeneXus の新バージョン、GeneXus X Evolution 1 の新機能、チーム開発、開発環境の特長、およびエンタープライズ レベルのアプリケーション開発について紹介します。
新バージョンの特長は、次のとおりです:
GeneXus Server (GXserver) は、主にチーム開発で使用するサーバーです。開発者チームが安全かつスムーズに作業を進められるように、優れたメカニズムが導入されています。GXserver によって、中央の 1 箇所でナレッジベースが管理されます。各開発者は、オフラインで作業し、自分のナレッジベースの変更点をサーバーに送信したり、必要に応じて、他の開発者が加えた変更を受け取ったりできます。第三者が介入する必要はありません。 GXserver で管理されているナレッジベースは、適切な権限を持っている限り、どのようなインターネット ブラウザーでも閲覧することができます。また、ナレッジベースのセキュリティ機能と監査機能も設定できます。
- Change Defender: ソフトウェアの新バージョンと既存のカスタマイズ済みバージョンを簡単に統合して配布するための新しいテクノロジとツール
開発したソフトウェアの新バージョンをエンド ユーザーに配布するときに、エンド ユーザーは、自分でカスタマイズした内容を失うことなく、ソフトウェアをアップデートすることができます。開発者側とエンド ユーザー側が加えた変更をマージする 3 種類のオプションがあります。
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- 開発サイクルの短縮: コードの最適化と並行処理によって、さまざまな開発作業を短時間で行えます。
- ナレッジベースの規模拡大: ナレッジベースに格納できる項目属性、オブジェクト、バージョンの数が増えています。
- ビジネス プロセス管理:BPMN のサポートが追加されています。ワークフロー API と個々のワークフロー コンポーネントを使って、モデリングとビルドを細かく制御できます。
- デバッガ が統合された初のコード ジェネレーター
- ビジネス インテリジェンス:Query Viewer コントロールをロードするためにデータ プロバイダーを再利用できます。Query オブジェクトで使用できる計算式と関数、式、集計式も増えています。
- 優れた操作性で開発速度を向上
- バージョン管理:ナレッジベースのバージョンの比較機能とバージョンの復元機能
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- Web 2.0 に対応:Google Visualization API に基づいた新しい Visualization Library、カスタム グリッド、メディア プレーヤー コントロール、新しい Query Viewer コントロールを利用して、幅広い表示形式の Web アプリケーションを作成できます。
- BPMN のサポート: ビジネス プロセス モデリングの標準仕様エンジンのプロセスに従ってアプリケーションを開発可能。
- 幅広いモバイル デバイス向けアプリケーション:モバイル Web アプリケーション開発機能とパターンの利用
- 新しい GUID データ タイプ (DBMS でサポートしていない場合でも使用可能)
- HTTP トラフィックの最適化
- パフォーマンスの最適化:Web アプリケーション、Ajax、ビジネス ロジック、データ アクセス
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- Web だけでなく、GUI (Windows) や Windows Mobile プラットフォーム対応アプリケーション、テキスト ベースのアプリケーションも開発可能
- Java、.NET、Ruby、RPG/400、COBOL/400、.NET Mobile、Visual FoxPro の各言語をサポート
- Web オブジェクト、ワーク パネル、メニュー バー、メニュー、テキスト モードのレポートを作成可能
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