GeneXus Server 16 は、チーム開発の柔軟性が強化された、GeneXus Server の最も安全かつ高性能なバージョンです。
このドキュメントでは、インストールに関する考慮事項と
GeneXus Server セットアップへのリンク、および詳細なインストール手順を示します。また、主な機能と、改善された機能の詳細へのリンクも示します。
GeneXus Server 16 へのアップデートを容易に行うためには、既存の GeneXus Server 15 のインスタンスを更新します。GeneXus Server 16 は、GeneXus Server 15 の KB もサポートしているため、互換性のないサードパーティのパターン、エクステンション、ユーザーコントロールを使用している場合を除き、この方法をお勧めします。後者の場合、使用している製品の開発元に相談してください。
もちろん、必要であれば、GeneXus Server 15 のインスタンスを維持して、GeneXus Server 16 で新しいインスタンスをインストールすることも可能です。
いずれにせよ、GeneXus Server 16 を導入する場合は、次のドキュメントを参照し、その指示に従ってください:
GeneXus Server セットアップ
GeneXus と同様、GeneXus Server 15 のライセンスをアンインストールし、新しいライセンスを申請する必要があることに注意してください。GeneXus Server 16 のライセンスは、GeneXus Server 15 とも互換性があります。必要な手順については、こちらのドキュメントを参照してください。
GeneXus 16 で追加された最も重要な機能は次のとおりです。
サーバーに保存されている任意のリビジョンを、ローカルバージョンで更新することができます。既定では、ローカルバージョンは Server の最新のリビジョンを更新しますが、他のバージョンを選択することもできます。
詳しくは、
GeneXus Server からのナレッジベースの更新をご確認ください。
エクステンション、ユーザーコントロール、またはパターンで定義されたオブジェクトのパーツは、オプションとして (自動で) マークされるようになりました。これは、K2BTools などの外部ツールのインストールにプラスに影響します。詳しくは
SAC #40880 をご確認ください。
テーブルは、GeneXus の論理モデルの一部ではなく、低レベルの物理モデルに所属しています。GeneXus Server でも処理されるようになりました。テーブルプロパティを変更した場合に、 [ コミット ] および [ 更新 ] ダイアログにだけ表示されます。
GeneXus for SAP Systems のチーム開発用に必要なコンポーネントを Server に用意しています。
ここでは、改善された点と互換性に影響を与える可能性のある点の詳細について説明します。