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GeneXus Server インストールプロセス

GeneXus Server インスタンスをインストールする前に、「GeneXus Server インストールマニュアル」を参照してください。
ここでは、GeneXus Server インスタンスのインストールウィザードに含まれる各手順を説明します。

手順:

1) 最初に、GeneXus Server セットアップを管理者権限で実行 ( [ 管理者として実行 ] ) し、 [ 新規 ] オプションを選択します。
次のダイアログが表示されます。
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コンテンツの確認が完了すると、次のウィンドウが表示されます。
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各項目の説明:
  • [ インスタンス名 ] フィールド: 作成する GeneXus Server インスタンスの名前を入力します。
  • [ 製品のインストールパス ] フィールド: GeneXus Server インスタンスのフォルダを作成する場所のパスを入力します。
注: [ 次へ ] をクリックすると、使用許諾書の条項に同意したものと見なされます。
2) [ 次へ ] をクリックして使用許諾書の条項に同意した後、SQL Server の接続を設定します。メニューから、インストールされている SQL Server インスタンスを選択し、認証タイプを指定します。
  • Windows 認証: セットアップを実行している Windows ユーザーの認証情報を使用して SQL Server の接続を設定します。このユーザーには、少なくとも SQL Server インスタンスでのデータベース作成権限が必要です。
  • SQL 認証: SQL Server インスタンスのユーザーの認証情報を使用して接続を設定します。このユーザーには、少なくとも SQL Server インスタンスでのデータベース作成権限が必要です。対応するフィールドに適切なユーザー資格情報を入力する必要があります。
詳細については、「認証モードの選択」を参照してください。
イメージ:32080.png イメージ:32086.png

注:
  • GeneXus Server では、SQL Server のリモートインスタンスの使用が可能で、コンボボックスを使用してリモートインスタンスを選択できます。ただし、パフォーマンス上の理由から、ローカルインスタンスを使用することをお勧めします。
     
  • この手順では、次の 2 つのデータベースが作成されます:
    - 1 つは、GeneXus Server で作成されるナレッジベースの情報、およびそのナレッジベースで実行されるアクティビティを格納するデータベースです。これは Storage データベースと呼ばれ、既定では「GeneXusServer+バージョン番号」という名前で作成されます。
    - もう 1 つは、GeneXus Server で作業するために作成されたユーザーやロールなどに関連するすべての情報を格納するための、セキュリティ関連のデータベースです。これは、GeneXus Server Security データベースと呼ばれ、既定では「GeneXusServer+バージョン番号_security」という名前で作成されます。
    GeneXus X Evolution 3 までのバージョンでは、表示されるウィンドウでこれらの既定のデータベース名を変更することができました。
    GeneXus 15 以降のバージョンでは、セットアップの容易化のため、データベース名を編集することはできません。
     
3) 対応する SQL Server のパラメーターを設定すると、インストールプロセスが開始します。
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4) GeneXus Server のインストールが完了します。
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[ 実行 ] を選択すると、GeneXus Server コンソールが開きます。
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GeneXus Server コンソールへのアクセスについては、「GeneXus Server ログイン」を参照してください。
注: admin ユーザーのパスワードは admin123 です (認証タイプがローカルの場合)。

トラブルシューティング

  • リモートの Microsoft SQL Server インスタンスを使用するように GeneXus Server を設定した場合は、Microsoft SQL Server のコマンド ライン ユーティリティを物理サーバーにインストールする必要があります。インストールされていない場合、次のエラーが表示されます。
GeneXus Server: BCP ユーティリティが見つかりません。Microsoft SQL Server コマンド ライン ユーティリティをインストールしてください。
詳しくは、SAC #28443 を参照してください。

  • GeneXus Server が例外を返すと、内部サーバーエラー 500 が発生します。エラーの詳細を確認するには、GeneXus Server がインストールされているマシンの IIS 管理コンソールで [ 詳細なエラー ] を有効にし、GeneXus Server の一般的な問題の「500 - 内部サーバーエラーです」の手順を実行してください。 
注: GeneXus Server のインストールでは、GeneXus Server 用の SSL 証明書を IIS に追加する必要があります。詳細については、「GeneXus Server 用に IIS で SSL 証明書を設定する方法」を参照してください。


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Created: 15/01/07 22:51 by Admin Last update: 21/09/01 01:16 by Admin
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