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GeneXus Server の履歴照会
履歴照会はチーム開発のオプションです。行をコミットしたユーザー、最後に変更された行のリビジョンとその日付の情報を追加することで、オブジェクトがいつ、誰によって変更されたかが分かります。
このオプションによって、ナレッジベースのすべてのオブジェクトを詳細に管理できます。オブジェクトの内容と、オブジェクトの各変更に関するデータが統合管理されるため、該当する変更がどの
コミット
操作で GeneXus Server に反映されたかが分かります。このオプションは、GeneXus Server に含まれる最新のオブジェクトのバージョン、またはその他のオブジェクトのバージョンに適用できます。
このオプションは、チームで作業するときに、オブジェクトの一部をいつ、誰が、どのような目的で変更したのかを明確にすることを目的としており、どの
コミット
操作で各行またはプロシージャーが変更されたか、ツリーノードのトランザクション構造がいつ変更されたかを示します。
このオプションには、
GeneXus IDE
でチーム開発の [ 履歴 ] タブからアクセスできます。
また、フォルダビューでオブジェクトを右クリックし、 [ チーム開発 ] オプションを選択してアクセスすることもできます。
使用可能バージョン
このオプションは、ローカルにあるすべてのナレッジベースのオブジェクト (
ただし、挿入済みのオブジェクト
) に適用できます。
使用例
2 人の開発者が TravelAgency で協同作業を行っているとします。
1 人目の開発者が、特定の Attraction の名前を変更する新しいプロシージャーを定義します。
1 人目がこのプロシージャーを GeneXus Server にコミットします。このプロシージャーに [ 履歴照会 ] オプションを使用した場合、 [ 履歴照会 ] タブが開き、次の情報が表示されます。
次に、2 人目の開発者が同じプロシージャーに変更を加え、GeneXus Server にコミットします。
このときも、このプロシージャーに [ 履歴照会 ] オプションを適用すると、 [ 履歴照会 ] タブが開き、次の画像のようにプロシージャーの各部を変更した開発者が表示されます。
カスタマイズ
[ 履歴照会 ] オプションで使用される色は、 [ オプション ] ダイアログ ( [ ツール ] -> [ オプション ] ) の [ チーム開発 ] ノード ( [ チーム開発 ] -> [ 履歴照会 ] ) で設定できます。