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GeneXus 15 Upgrade 8
ここでは、GeneXus 15 Upgrade 8 の機能の概要と使用上の注意について、
GeneXus 15 Upgrade 7
との相違点を基に説明します。
Upgrade 8 は 2017年 12月 20日にリリースされました。
Upgrade 8 はアプリケーションのパフォーマンスとユーザーインターフェースを改善し、Docker コンテナへのデプロイを可能にしました。また、中国の主要プラットフォームとの統合および、その他の機能や改善も提供しています。
スマートデバイス
スマート デバイス アプリケーションを開発する際のアニメーション、具体的には Lottie アニメーションの統合を実現しました:
スマート デバイス アプリケーションにアニメーションを追加する方法
iPhone X のレイアウト設計に対応しました。既定の動作は「全画面の塗りつぶし」で表示されます。カスタマイズ方法については「
[ Layout Behavior ] プロパティグループ
」を参照してください。
オフラインテーブル行を同期するための新しいアプローチとして「タイムスタンプによる同期」が加わりました。
詳細情報
パフォーマンス
When None 節
を持ついくつかの
For Each コマンド
が最適化されました。
詳細情報...
デプロイ
Docker コンテナへのデプロイが可能になりました。詳しくは「
Docker にアプリケーションをデプロイする方法
」を参照してください。
GXflow
GXflow について、このアップグレードでは拡張性と安定性を改善しました。ライセンスをデータベースに格納することにより、サービス (
PaaS
) 環境としてプラットフォームで実行するための拡張性と機能が向上しました。
中国の主要なプッシュ通知・決済プラットフォームへの統合：
Jpush プロバイダーを使用したプッシュ通知。
詳細情報...
GeneXus アプリケーションでの Alipay を使用した決済方法
GeneXus アプリケーションでの WeChat Pay を使用した決済方法
互換性
バージョン 10 以前の Informix ユーザーは
[ Informix Version ] プロパティ
を 7.31 to 10.X に変更する必要があります。
iOS 要件が変更されました: XCode 9.2.x が必要です。デバイスでサポートされる iOS の最小バージョンは 9 です。詳細については、
iOS 要件
を参照してください。
メインテーブルの背景画像は、iPhone X で画面を塗りつぶす
既定のレイアウト動作設定
のためにサイズ変更されることがあります。
UI に影響を及ぼす可能性のある、スマートデバイスのいくつかの UI が改善されました。
プレビューの詳細 (機能、互換性の側面、問題)
GeneXus:
http://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;4;V15;7;8;;
GXserver:
http://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;6;V15;7;8;;
GXflow:
http://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;3;V15;7;8;;
ダウンロード
インストールとオーソライズ
このアップグレードでは、ライセンスをアップグレードする必要があります。
GeneXus IDE、各ジェネレーター、GXflow、GXserver の開発ライセンスは、オンラインで自動的にいくつかの手順で更新できます。詳細については、以下のドキュメントを参照してください:
GeneXus 15 Upgrade 8 プロテクションの変更
GeneXus Server 15 Upgrade 8 プロテクションの変更
また、GXflow の場合、このアップグレードには新しいライセンスの仕組みが含まれており、本番環境では必要です。詳細については、以下のドキュメントを参照してください:
新しい GXflow ライセンスの仕組み
ダウンロード
https://www.genexus.com/en/developers/downloadcenter?data=5467;;