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GeneXus 15 Upgrade 11
ここでは、GeneXus 15 Upgrade 11 の機能の概要と使用上の注意について、
GeneXus 15 Upgrade 10
との相違点を基に説明します。
Upgrade 11 は 2018 年 6 月 22 日にリリースされました。
https://www.genexus.com/en/developers/downloadcenter?data=5495
概要
Upgrade 11 には、認証とセキュリティに関する重要な機能の追加と改善、ミリ秒精度のタイムスタンプへの対応、生成したアプリケーションの監視やトラブルシューティングに役立つカスタムログ情報の追加機能など、重要な技術更新が含まれています。そのほかにも、さまざまな改善や修正が行われています。
最も重要な機能
情報、警告、エラー、またはデバッグレベルのログを記録する
Log 外部オブジェクト
iOS の Google マップ
DateTime データタイプ
への
ミリ秒精度
のサポートの追加
iOS および Android での
DeviceAuthentication 外部オブジェクト
のサポートの追加
GAM およびセキュリティ
GAM Oauth 2.0 認証タイプ
、つまり一般的な OAuth 2.0 ID プロバイダー (
Office 365
、Linkedin、Instagram、Mercadolibre など) を使用した認証に対応しています。
一部のマルチテナントシナリオに対応するように改善されています。SAC
#43488
を参照してください。
SSO シナリオに対応するように改善されています。SAC
#43517
を参照してください。
インパーソネーション (偽装) のオプションが追加されています。「
GAM インパーソネーション (偽装)
」を参照してください。
同じリポジトリで複数の認証タイプを使用できます。SAC
#43428
を参照してください。
API FB 3.0 以上がサポートされています。SAC
#43520
を参照してください。
GAM Facebook 認証タイプを使用する場合は、「
Facebook API 3.0 のセキュリティの変更および GAM 認証との関連事項
」を参照してください。
XCode 9.4 サポートの追加
互換性および導入
GAM のデータベーススキーマがバージョン 4.0.4 に変更されました。Office 365 およびその他の機能による認証をサポートするための基盤として、再編成プロセスが必要です。「
GAM データベースのバージョン 4.0.4
」を参照してください。
サードパーティ製のパターン、エクステンション、またはユーザーコントロールを使用する場合: プロバイダーに問い合わせて、対応するビットを取得してください。
一部の DBMS で VarChar フィールドと Character フィールドの最大長が変更されました。これにより、今後のシステムの再編成に影響が生じる可能性があります (
SAC #43501
を参照)。
新しいソフトウェア要件
開発には .NET Framework 4.7.1 が必要です。詳細については、「
GeneXus 15 のハードウェアとソフトウェアの要件
」を参照してください。
GeneXus を拡張するプラットフォームパートナーなどを対象とした注意点: 新しい GeneXus SDK を使用して、対応するパターン、エクステンション、および一部のユーザーコントロールをビルドする必要があります。互換性パッケージの番号が変更されているため、リビルドしないと、GeneXus に正常にロードされず、適切に動作しなくなります。詳細については、「
GeneXus 15 におけるエクステンションとパターンの互換性
」を参照してください。
すべての詳細 (機能、互換性、問題)
以下のリンクから既に説明した機能、互換性の側面、問題、および詳細を確認してください。
GeneXus:
https://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;4;V15;10;11;;
GXserver:
https://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;6;V15;10;11;;
GXflow:
https://www.genexus.com/developers/RN?,0,,0;3;V15;10;11;;