GeneXus 標準クラスとは、ネイティブコードで記述され、生成されたコードから参照される一連のルーチンです。たとえば、E メールを送信するコードは、E メールを送信するすべてのオブジェクトで生成されるわけではありません。標準クラスの一部としてパッケージ化され、生成されたコードがそれを参照します。
すべての GeneXus ジェネレーターに、それぞれの標準クラスのセットがあります。
標準クラスは GeneXus の各バージョンで配布され、自動的にインストールされます。
注: .NET および Java のジェネレーターの標準クラスは、アプリケーションをビルドする際にインストールされます。
標準クラスのソースコードは、ほとんどのジェネレーターで、GeneXus とともには配布されていません (後述の情報を参照)。.NET Framework および .NET 標準クラスには
https://github.com/genexuslabs/DotNetClasses から、Java 標準クラスには
https://github.com/genexuslabs/JavaClasses からアクセスできます。
- .NET Framework および .NET
- Java
GeneXus のリリースそれぞれに対応したリリース
標準クラスのソースコードは、必要に応じてダウンロードできます。また、変更を加えて再配布することもできます。詳しくは、次を参照してください。
ルーチンのパッケージ化の方法はジェネレーターごとに異なります。
参照:
https://github.com/genexuslabs/JavaClasses#modules.
参照:
https://github.com/genexuslabs/DotNetClasses#modules.
既にパッケージ化されているルーチンが、<GeneXus Installation>\gxnet フォルダに gx*.dll として配置されています。
参照:
https://github.com/genexuslabs/DotNetClasses#modules.
詳細情報:
.NET ジェネレーターの標準クラス
iSeries (COBOL|RPG) プログラムを実行するには、
GeneXus iSeries ライブラリ (GeneXus COBOL プログラムと RPG プログラムで使用される GeneXus 標準ルーチン) をインストールする必要があります。
Android 用の GeneXus 標準クラスと、Android FlexibleClient と呼ばれる Android ライブラリのセットは、GeneXus のインストールディレクトリー内の Maven リポジトリ (Android/m2Repository 内) にバイナリ形式でパッケージ化されています。
GXFlexibleClient フレームワークは iOS 用の GeneXus 標準クラスです。このクラスは Xcode プロジェクトで参照されるフレームワークとしてデプロイされます。このフレームワークはコンパイルプロセスで Mac マシンにコピーされ、インストールされます。
COBOL による生成
RPG による生成
GeneXus で生成されたアプリケーションが使用する外部ユーティリティ
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