GeneXus コアモジュールは GeneXus で自動更新されます。ここでは、この更新が処理される方法について簡単に説明します。
オブジェクトのビルドが完了すると、その KB のバージョンにあるモジュールのバージョンと、使用している GeneXus バージョンに対応するバージョンが確認されます。2 つが一致する場合は何も行われません。一致しない場合は、モジュールが、GeneXus の使用バージョンに対応するものに更新され、次のようなメッセージが表示されます:
警告: GeneXus モジュールのバージョンが 2.7.6.137685 から必須バージョンの 2.10.4.141919 に更新されています
これは、モジュールがバージョン 2.7 (GeneXus 16 Upgrade 7) からバージョン 2.10 (GeneXus 16 Upgrade 10) にアップグレードされたことを示します。
プロパティで指定されているものです:
GeneXus のインストールフォルダの Modules フォルダにある builtinModules.config ファイルで確認できます。
例: C:\Program Files (x86)\GeneXus\GeneXus16u10\Modules\builtinModules.config
このファイルには、組み込みモジュール、特に GeneXus コアモジュールの情報が含まれます。XML 形式のファイルで、次のような行があります:
<module id="GeneXus" version="2.10.4.141919" />
対象となるモジュールが含まれる GeneXus Server をインポートまたは更新するときです。
また、旧バージョンを復元するときや、別バージョンのモジュールが含まれる別バージョンの KB の変更を適用するときも同様です。