GeneXus と GeneXus Server を組み合わせて作業する際には、いくつか考慮が必要な事項があります。
推奨事項: GeneXus Server Upgrade が GeneXus Upgrade と同じかまたはそれ以上のバージョンであることを確認してください。これは、プロパティの追加や構造の変化により、GeneXus Server の操作が実行されたときに、プロパティの値が失われる可能性があるためです。
GeneXus v15 以上と GeneXus Server v15 以上の組み合わせでは、エラーは発生せず、考慮事項も特にありません。ただし、GeneXus のバージョンは、GeneXus Server のバージョンと等しいか GeneXus Server のバージョンよりも低いものである必要があります。詳細については、「
GeneXus Server」を参照してください。
- GeneXus X Evolution 3 (任意のアップグレード) および GeneXus X Evolution 2 (任意のアップグレード)
この組み合わせでは、互換性に関していくつかの問題があります。
GeneXus Server からのナレッジベースの作成、
ナレッジベースの送信、および
更新は実行できません。ナレッジベースの履歴の表示など、基本的な操作のみ可能です。
注: GeneXus X Evolution 3 または X Evolution 2 のナレッジベースを GeneXus Server v15 に送信すると、GeneXus v15 のナレッジベースに変換されます。
- GeneXus X Evolution 1 (任意のアップグレード)
この組み合わせはサポートされていません。
GeneXus v15 以上と GeneXus Server v15 以上の組み合わせでは、問題は発生せず、考慮事項も特にありません。ただし、GeneXus のバージョンは、GeneXus Server のバージョンと等しいか GeneXus Server のバージョンよりも低いものである必要があります。詳細については、「
GeneXus Server」を参照してください。
- GeneXus Server X Evolution 3 (任意のアップグレード)
この組み合わせで作業する場合は、いくつかの考慮事項があります。
たとえば、
GeneXus Server からのナレッジベースの作成は実行できますが、更新したり、GeneXus Server インスタンスに対して
コミット操作を実行したりすることはできません。
ナレッジベースの履歴の表示や
差分の表示など、基本的な操作のみ可能です。
注: GeneXus モジュールのオブジェクトを呼び出すオブジェクトを管理する際には、考慮する必要のある事項がいくつかあります。
- GeneXus Server X Evolution 2 (任意のアップグレード)
制約の多いシナリオです。
GeneXus Server からのナレッジベースの作成と、その他の基本的な操作 (ナレッジベースの履歴の表示など) のみがサポートされます。
- GeneXus Server X Evolution 1 (任意のアップグレード)
この組み合わせはサポートされていません。