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GXserver - 紹介映像
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はじめに

これらの映像は、GeneXus と GeneXus Server (GXserver) を使用したチームでの作業およびその基本操作を紹介しています。操作には、GXserver にナレッジベースを送信GXserver からナレッジベースを作成GXserver へのコミットGXserver からのナレッジベースの更新などが含まれます。

ブラッドが基本的な請求システムのアプリケーション開発を開始し、その後、新しい開発者としてアンジーがプロジェクトに加わりました。したがって、ブラッドとアンジーは請求システムのアプリケーション開発を一緒に行います。 
2 人で開発を始める前に、どのような方法をとるか、さまざまな選択肢について話し合いました。 

マルチユーザー 

アンジーはニューヨークで仕事をしており、ブラッドはフロリダで仕事をしています。2 人のオフィス間での通信状況は「快適」ですが、2 人とも出張が多いため、世界各地からインターネットに接続する機会が多いのが現状です。 
この例では、インターネット接続が可能な場合も不可能な場合もあるため、2 人が同じナレッジベースで一緒に作業するマルチユーザー オプションは除外しました。こういった問題を回避するためには、ローカルのナレッジベースが必要です。 

従来の方法 (カーネルナレッジベース: 各開発者がナレッジベースを個別に作成して最終的にナレッジベースを統合) 

この方法は、各開発者がアプリケーションの一部 (つまりオブジェクトセット) とともにローカルのナレッジベースを持っていることを意味しており、ナレッジはナレッジマネージャを介して共有されます。開発者が他の開発者と何かを共有したい場合、開発者はこのナレッジ (XPZ ファイル) を配布し、他の開発者は配布されたナレッジを統合します。
では全体のナレッジベースはどこにあるのでしょうか。 
このナレッジベースは「統合ナレッジベース」と呼ばれ、開発者の誰かが「統合ナレッジベース管理者」になる必要があります。管理者は、各開発者から XPZ ファイルを受け取り、統合ナレッジベースに統合します。 
管理者は、同じ方法 (XPZ ファイル) で各開発者に更新を送信します。 
この方法の問題点は、管理者の役割が必要になることです。たとえば、ソリューションや各開発者の更新に関する必要な知識を持ち、各開発者にどの更新を送信するか、更新をいつ送信するか、あるいは、競合 (2 人の開発者が同じオブジェクトを変更) が発生した場合にどのように対処するかなどを判断しなければなりません。 
ブラッドもアンジーも管理者になりたくなかったため、この方法も除外しました。 
それでは、どうすればよいでしょう。 

GXserver 

2 人はナレッジベースを格納するサーバーである、GXserver を使用することにしました。 
どのように機能するのでしょうか。 
ここでは概要のみを説明します。詳細な情報については、GeneXus Server を参照してください。
各開発者は、ナレッジベースの個人用コピーを使用して (つまり接続が不要で、他の開発者との対話を行わない状態) で作業を行い、作業に区切りがついて他の開発者と共有したい、あるいは他の開発者の作業状況を確認したいと考えた時点で、コミットまたは更新操作をそれぞれ実行します。 
開発者が「コミット」操作を実行すると、開発者の個人的なナレッジベースの変更内容 (変更、新規追加、削除されたオブジェクト) が GXserver に送信されます。このナレッジは、GXserver で既存のナレッジに統合され、「コミット」操作を実行した開発者は、この操作に関するフィードバックを参照することができます。 
「更新」操作は「コミット」の反対の操作です。「更新」は、他の開発者がコミットしたすべての変更点を個人のナレッジベースに適用します。このナレッジは、個人のナレッジベースに統合され、「更新」を実行した開発者がフィードバックを参照することができます。 
GXserver を使用することで、各開発者は個人のナレッジベースとそのメリット (パフォーマンスや、知らぬ間に他の開発者によって変更されることがないため現状を把握できるなど) を得ることができ、また、ソリューション全体を GXserver 内で構築できます。 
GXserver を使用するメリットは、ほかにも数多く挙げられます。開発者を追加する場合はその開発者をサーバーに「登録」するだけで済み、ソリューション全体の状態を把握して簡単に共有およびアクセスできます。また、RSS サービスが提供され、関与している開発者だけでなく、だれもがこのサービスを利用して情報を受信できるようになります。 

結論 

2 人はソリューションを一緒に開発するために、GXserver を使用することにしました。 
注:GXserver を使用して作業する場合、地理的な分散は問題にはなりません。また、開発者が 1 人の場合でも大きなメリットが得られます。

実行例 

ここでは、GXserver の概念と機能を説明するための「サンプル」として、きわめてシンプルなナレッジベースを使用しています。しかし、より大きい開発者グループやより大きいナレッジベースにも同じ概念が適用されます。
ブラッドは、自分のナレッジベースの共有を開始します。共有を開始するには、 [ ファイル ] の [ GXserver にナレッジベースを送信 ] オプションを使用するだけです。その後、項目属性を追加してナレッジを更新し、すべてが正しく機能していることを確認します。
GXserver - ナレッジベースをサーバーに送信し、更新する方法
アンジーは、GXserver から自分のナレッジベースの作成を開始します。これを行うには、 [ ファイル ] の [ 新規 ] にある [ GXserver からのナレッジベース ] を使用します。
GXserver - サーバーからナレッジベースを作成する方法
ブラッドは、「既定」ルールを Invoiceトランザクションに追加し、 [ ナレッジマネージャ ] の [ チーム開発 ] にある [ コミット ] オプションを使用して、自分のナレッジベースを GXserver に送信します。
GXserver - 更新をサーバーに送信する方法
アンジーは、Customer トランザクションを作成し、サーバーから更新します。
GXserver - ナレッジベースをサーバーと同期した状態に維持する方法
ブラッドは、アンジーの変更をダウンロードして、GXserver と自分のナレッジベースを同期した状態に維持します。
GXserver - サーバーからナレッジベースを更新する方法



 
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Created: 14/09/18 03:04 by Admin Last update: 17/06/13 01:35 by Admin
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