| GAM データベースのバージョン 4.0.2 | |
GeneXus 15 で GeneXus Access Manager データベースの構造が変更されたため、新しいバージョン 4.0.2 にアップグレードするには再編成が必要です。
データベースの再編成は、GeneXus で F5 キーを押すことで自動的に実行されます。また、GAM Deploy Tool を使用して実行することもできます。
([ Enable Integrated Security ] プロパティが有効な) ナレッジベースをまず Evolution 2 または Evolution 3 を使用して作成し、GeneXus 15 を使用して開くと、次の処理が行われます。
1. F5 を実行すると、GeneXus で GAM Examples (GeneXus 15 で配布) をインストールするように求められます。
ユーザーがダイアログを閉じたり、すべてのオプションを選択解除したりすると、GAM Examples はインストールされません。GAM API は、新しいバージョンの GAM ライブラリへのアップグレードに必要なため、必ずインストールされます。
2. GAM 外部オブジェクトと、選択したオプションがインポートされると、次のダイアログが表示されます:
このダイアログは、GAM を 4.0.2 バージョンに更新するにはデータベースの再編成が必要であることを警告するものです。このメッセージの確認後、データベースが再編成されます。
再編成は、順序に従って自動的に、段階的に実行されます。
- 3.0.6 から 4.0.0 へ
- 4.0.0 から 4.0.1 へ
- 4.0.1 から 4.0.2 へ
再編成の基本的な処理:
- GAMURL ドメインが 2048 バイトに拡大されます。
- 新しい列がユーザーテーブルに追加され、ユーザーの写真が画像として表示されて Blob ではなくなります。
- 新しいテーブル、RepositoryEvents が作成されます。
- MenuOption テーブル用に新しいインデックスが定義されます。
4.0.1 に再編成する主な目的の 1 つは、ログインしているユーザーの GAM アクセス許可に基づくダイナミックメニューのサポートです。そのために、新しい API も導入されました。「GAM を使用してメニューを定義する方法」を参照してください。再編成によって GAM Backend アプリケーションという新しいアプリケーションが作成されます。このアプリケーションでは、GAM Web Backoffice メニューが既定で定義されます。
再編成の基本的な処理:
- テーブル EventSuscriptionProp が作成されます。
- テーブル EventSuscription が作成されます。
- テーブル RepositoryEvents が削除されます。
再編成のスクリプトは、<GX のフォルダ>\Library\GAM\Net<プラットフォーム>\ReorganizationScript306To402 およびすべての関連スクリプト (To401 および To402) です。
スタンドアロンの GAM Deploy Tool の [ GAM スキーマの更新 ] オプションを使用すると、データベースを最新バージョンに更新できます。
バージョン 4.0.2 のデータベースからエクスポートしたデータをバージョン 3.0.6 のデータベースにインポートする際には、データベーステーブルの再編成に関する通知が表示されます。
バージョン 4.0.2 のデータベースからエクスポートされたデータは、再編成しないとバージョン 3.0.6 のデータベースにインポートできません。
GeneXus 15 より前のバージョン (GeneXus Evolution 3) で生成されたアプリケーションも、GAM Database 4.0.2 を使用できます。
GeneXus 15 で生成されたアプリケーションは、常に GAM バージョン 4.0.2 を使用します。
GeneXus 15 GAM リリースノート
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