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FBHoverPanel コントロール
インターフェースにオンデマンドで情報を表示しなければならないことがよくあります。これは、すべての情報を一度に表示すると、ページが非常に使いにくくなるからです。
オンデマンドで情報を表示するためによく使われる方法の 1 つは、ユーザーインターフェースの特定のエレメントにマウスポインターを置くと情報が表示されるようにする方法です。この方法を採用したい場合は、FBHoverPanel コントロールを使います。
簡単な使用例: Facebook でのコンテキストに応じたアクション
ここでは、このコントロールの簡単な使用例を紹介します。Facebook では、アクティビティログで特定のアイテムにマウスポインターを置くと、右上隅に新しいインターフェースが表示されます。
(この例では、「Ocultar」というボタンです)
このボタンをクリックすると、行える操作を示すドロップ ダウン メニューが開きます。
この例のコントロールは、基本的に、次の 3 つのエレメントで構成されています:
Content Section: マウスポインターを置くエレメント (操作の説明のテキスト)
Actions Section: マウスポインターを置くと表示されるエレメント (Ocultar ボタン)
Drop Down Section: Actions Section をクリックすると表示されるエレメント。
ホバーパネルを使用する方法
フォームに FBHoverPanel をドラッグ アンド ドロップすると、上の 3 つの領域が示されます。
次に、各領域の内容を決めます。上の例では、次の図のようになります。
内容を指定したら、ホバーパネルを生成して、機能するかどうかを確かめます。FBHoverPanel コントロールは、アイテムごとに内容が異なるフリー スタイル グリッドに追加できることに注意してください。
GXserver のユーザーインターフェースでは、改訂履歴の画面で FBHoverPanel コントロールを使用して、各アイテムの説明が表示されています。
プロパティ
カテゴリ: Action Section
プロパティ: ActionSectionBehavior
実行時名: ActionSectionBehavior
表示名: Behavior
値: Autohide、ShowAlways
既定値: Autohide
目的
Action Section が自動的に非表示になるという既定の動作を上書きして、Action Section が常に表示されるようにする場合に使用します。
カテゴリ: [ Drop Down Section ]
プロパティ: DropDownSectionAlign
実行時名: DropDownSectionAlign
表示名: Alignment
値: Left、Right
既定値: Right
プロパティ: DropDownSectionVisible (ブール値)
イベント
ActionClick
既定では、Action Section をクリックすると、FBHoverPanel に Drop Down Section が表示されます。しかし、クリックすると何かが表示される代わりに、操作 (情報の編集や削除など) を行えるようにしたい場合があります。この場合は、FBHoverPanel で ActionClick イベントを指定する必要があります(通常、 [ DropDownSectionVisible ] プロパティを False に設定します)。
Drop Down Section の動作: FloatOnLeft、FloatOnRight、Invisible