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Cookie データタイプ

Cookie データタイプを使用すると、GeneXus の Web オブジェクトで Cookie を作成し、いくつかのプロパティを設定できます。

プロパティ

NameCookie の名前です。Character タイプでなければなりません。
Value保存する値です。Character タイプでなければなりません。
PathCookie が有効になっている Web パネルのパスです。Character タイプでなければなりません。パスを指定しないと、Cookie が格納されているディレクトリーとそのサブディレクトリーにある Web パネルで有効になっていると見なされます。「/」が指定されている場合は、この Cookie はドメイン全体に対して有効です。
ExpirationDateCookie の有効期限です。Date タイプまたは DateTime タイプです。指定されていない場合、ブラウザーのセッションを閉じると期限切れとなります。
DomainCookie が有効なドメインです。Character タイプです。既定のドメインは、Cookie が作成されたドメインです。
SecureNumeric タイプでなければなりません。1 にすると、接続が安全な (HTTPS を使用) 場合のみ、Cookie が送信されます。0 にすると、Cookie が常に送信されます。
HttpOnlyBoolean タイプでなければなりません。JavaScript コードから Cookie を保存または設定できないようにします。

 

Web パネルで、&cookie は Cookie データタイプの変数、&ok は Numeric データタイプ、&httpresponse は HttpResponse データタイプであるとします。SetCookie 関数を使用して Cookie を保存します。
Event 'SetCookie example'
    &cookie.Name = 'USR_CTRY'
    &cookie.Value = 'UY'
    &cookie.ExpirationDate = ADDYR(&Today, 1)
    &cookie.Domain = 'otherdom.artech.com.uy'
    &cookie.Secure = 1
    &cookie.HttpOnly = true
    &OK = &httpresponse.SetCookie(&cookie) 
EndEvent

SameSite 項目属性について

GeneXus 17 Upgrade 3 以降では、[ SameSite cookie attribute ] プロパティの設定が使用されます。
それ以前のバージョンでは、Web サーバーや、WAF やプロキシサーバーなどその他のインフラストラクチャリソースの設定オプションを使用して設定できます。

セキュリティのヒント

  • Secure 項目属性は 1 に設定します。この設定により、HTTPS の使用時にのみ Cookie が送信されます。
  • HttpOnly 項目属性は True に設定します。この設定により、JavaScript から Cookie の読み取りや編集ができなくなります。
  • SameSite 項目属性はアプリケーションのニーズに合わせて適切に設定します。制限はできる限り強くします。この方法により、Cookie の共有を制限し、CSRF 攻撃のリスクを軽減できます。

使用可能バージョン

GeneXus X Evolution 2 Upgrade 3 以降

 

適用範囲

ジェネレーター Java、.NET、.NET Core
インターフェース Web
   

参考情報

SetCookie 関数
GetCookie 関数
[ SameSite cookie attribute ] プロパティ






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Created: 15/01/07 22:47 by Admin Last update: 23/05/08 21:26 by Admin
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