Contacts 外部オブジェクトを使用すると、デバイス内の連絡先をプログラムで管理できます。

プロパティ

なし

メソッド

AddContact メソッド

連絡先を追加するために使用します。操作が成功したか、連絡先が既に追加されている場合は True を返します。操作が失敗したか、ユーザーが実行をキャンセルした場合は False を返します。戻り値が使用されない場合は、イベントの実行がキャンセルされます。
「Contacts 外部オブジェクトから AddContact メソッドを使用する方法」を参照してください。

RemoveContact メソッド

連絡先を削除するために使用します。連絡先が正常に削除された場合は True を返します。削除すべき連絡先がカタログに存在しない場合や、ユーザーが実行をキャンセルしたなどの理由で失敗した場合は、Falseを返します。戻り値が使用されない場合は、イベントの実行がキャンセルされます。

Contacts 外部オブジェクトから RemoveContact メソッドを使用する方法

ViewContact メソッド

デバイスに保存されている連絡先の情報を表示するために使用します。

「Contacts 外部オブジェクトから ViewContact メソッドを使用する方法」を参照してください。

GetAllContacts メソッド

デバイスからすべての連絡先とその情報を取得します。

イベント

なし

構造化データタイプ

ContactInfo

デバイスに格納されている単一の連絡先情報をカプセル化します。

• DisplayName: Character(80)
  デバイスに表示される名前が格納されます。
   
• FirstName: Character(40)
  連絡先の名。
   
• LastName: Character(40)
  連絡先の姓。
   
• Email: Email
  連絡先のメールアドレス。
   
• Phone: Phone
  連絡先の電話番号。
   
• CompanyName: Character(40)
  連絡先の会社名。
   
• Photo: Image
  連絡先の写真。
   
• Notes: Character(200)
  連絡先に関する注釈。

例

Event 'AddToContacts'
    &IsOK = Contacts.AddContact(PersonName,PersonLastName,PersonEmail,PersonPhone,CompanyName,PersonPhoto,PersonMessage)
Endevent

Event 'RemoveContact'
    &IsOK = Contacts.RemoveContact(PersonName,PersonLastName,PersonEmail,PersonPhone,PersonMessage)
Endevent

Event 'ViewContact'
    Contacts.ViewContact(PersonName,PersonLastName,PersonEmail,PersonPhone)
Endevent

Event 'ViewContactsList'
    &AddressBookContacts = Contacts.GetAllContacts()
Endevent

注

• RemoveContact および ViewContact は、GeneXus 17 以降、Android で使用可能です。
• GeneXus 16 Upgrade 8 以降、"Message" パラメーターは iOS 13 のデバイスでは無視されます。
• GeneXus 16 Upgrade 11 以降、iOS 13 以降のデバイスで連絡先に記録されているメモにアクセスするには、[ Access Contacts Notes ] プロパティを設定する必要があります。 

参考情報

• Contacts 外部オブジェクトから AddContact メソッドを使用する方法
• Contacts 外部オブジェクトから RemoveContact メソッドを使用する方法
• Contacts 外部オブジェクトから ViewContact メソッドを使用する方法