アプリケーションの上部バーの外観および操作感をカスタマイズできます。
アプリケーションバーのクラスは、
アプリケーション バー コントロールの [ Class ] プロパティを使用して実行時に変更できます。
- Background Color - バーの背景色を設定します。
- iOS 7 では、背景色には既定で透明度があります。透明度が不要な場合は、背景色のアルファを 0% に設定します。
- Background Image - バーの背景画像を設定します。例を参照してください。
- Status Bar Color - ステータスバーの背景色を設定します。
- Android 5 以降では、ステータスバーの色を設定できます。マテリアルデザインのガイドラインには次のように記述されています。ツールバーやそれより大きいカラーブロックには、プライマリーカラーの 500 色の中からアプリケーションのメインカラーである色を使用します。ステータスバーはプライマリーカラーよりも暗い 700 にします。
- iOS ではこのプロパティは考慮されません。
- Title Image - タイトルの代わりに表示する画像を設定します。
- Icon - タイトルの左側に表示するアイコンの画像を設定します (Android のみ)。Android の新しいバージョンでの使用は推奨されません (詳細については、「注」を参照)。
- Forecolor - タイトルの色を設定します (タイトル画像の設定がない場合)。
- Font - タイトルのフォントプロパティを設定します (タイトル画像の設定がない場合)。
- Default Button Class - アプリケーションバーのボタンに使用するボタン クラス タイプです。
- Back Button Class - 戻るボタンに使用するボタン クラス タイプです。
- Back Button Image - 戻るボタンの位置に表示する画像です。
- Back Button Text - 戻るボタンの位置に表示するテキストです。(Apple のみ)
既定 48 dip
縦長大 48 dip
縦長大 (中密度) 56 dip
横長大 40 dip
特大 56 dip
詳細については、
こちらをクリックしてください。
高さは 44 dip、ただし iPhone の横表示では 32 dip です。
Retina ディスプレイはピクセルが 2 倍になるため、それぞれ 88 と 64 になります。
詳細については、
こちらをクリックしてください。
- [ Default Button Class ] では、選択するボタンクラスの [ Font Size ] プロパティと [ Forecolor ] プロパティのみが使用されます。
- Back Button Image は、GeneXus 17 Upgrade 4 以降、Android で利用できます。
- iOS では、グリッドコントロールの検索ボックスアイコンのテキスト色に、設計時に設定された [ Forecolor ] が採用されます。
グリッドがパネルの上部にある場合は背景色にも採用されます。前景色が暗いかどうかが確認され、暗くない場合は暗い設定になります。
グリッドにほかのコントロールがある場合は、背景色なしで最低限の明るさのみが採用されます。このシナリオでは、Application Bar クラスの前景色が明るい場合、実際に明るいかどうかを確認することなく、それが採用されます。アプリケーションバーの明るいタイトルを維持したほうがいい場合があります。検索ボックスのテキストに対する前述の処理を回避するには、Application Bar クラスを 2 つ設計することをお勧めします。1 つは設計時に設定する検索ボックスのテキスト用、もう 1 つは実行時に ClientStart イベントを通じて設定されるアプリケーションバーのタイトル用です。この操作により、既定の SearchBox コントロールとアプリケーションバーに別々のテーマクラスが採用されます。
Android では、検索ボックスのテキスト色は [ Base Color Scheme ] プロパティの値に依存します。
- Android アプリでアプリケーションバー上にアイコンを使用するのは、マテリアルデザインのガイドラインにより推奨されなくなりました。開発者のガイドラインには、次のように明記されています。
最新の Android UI では、開発者は、アプリケーションアイコンよりもツールバーの視覚的に異なるカラースキーマについて学ぶべきです。アプリケーションアイコンとタイトルの標準レイアウトとしての使用は、API 21 以降のデバイスでは非推奨になっています。