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AfterComplete トリガーイベント

AfterComplete は、最初のレベルと、そのすべての下位レベルを含むすべてのトランザクションデータを処理した後のルールをトリガーするのに使用されます。トランザクション整合性コントロールの有無に関わらず、すべての環境で使用可能です。
トランザクション整合性コントロールのある環境では、AfterComplete イベントにより条件付けされたルールは、LUW の完了後にトリガーされます。
GeneXus では、トランザクションの構造により LUW の範囲が確定されます。この場合は、最初のレベルおよび下位レベルのデータ入力として定義されます。 [ Confirm Transactions ] プロパティにより、LUW の確認要求を含めることができます。Commit は、確実な応答がある場合に実行されます。そうでない場合、ロールバックが実行され、LUW 内でデータベース上において実行された操作が取り消されます。LUW が確認された場合のみ、AfterComplete イベントにより条件付けされたイベントが実行されます。
トランザクション統合のない環境では、この関数はほかのトリガーイベントと同等です。たとえば、単一レベルのトランザクションでは、次のイベントと同等です: AfterInsert、AfterUpdate、AfterDelete。複数レベルのトランザクションの場合は、次と同等です: トランザクションの最後のレベル (新しい LUW の最初のレベルを開始する直前) の AfterLevel。

構文

有効なトランザクションのルール   [ IF condition ] [ ON AfterComplete ] ;
入力値の説明:
condition
          有効な論理条件です。

請求書を入力した後、レポートを呼び出して印刷するには、トランザクション整合性コントロールに対応している環境の場合、LUW が完了したことを確認した後に請求書を印刷します。
請求書トランザクション
InvoiceId*
CustomerId
  (ProductId*
   InvoiceLineQuantity
   . 
   InvoiceLineAmount)
InvoiceAmount
PrintInvoice.Call(InvoiceId) On AfterComplete;

iSeries および Web インターフェースでは、ルールは常にすべてのトランザクションを検証した後に実行されます。

適用範囲

オブジェクト: Transaction オブジェクト
目的
論理作業単位 (Logical Unit of Work = LUW) の完了を示します。

互換性

After(TRN) 関数は、下位互換性を保つために残されています。AfterLevel イベントを使用されることを強くお勧めします。詳しくは、「ルールをトリガーするイベント」を参照してください。

参考情報

After 関数
After Trn イベント
トランザクションルール
トランザクション内のルールをトリガーするイベント






 


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Created: 14/09/18 03:44 by Admin Last update: 21/05/20 04:39 by Admin
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