暗号化データタイプ

警告: GeneXus Security API は、これらのデータタイプに取って代わる予定です。この Security API の使用を検討してください。

一般的に、企業アプリケーションにおいては、情報の保存、送信、および交換にあたって、セキュリティ要件を考慮する必要があります。このような要件を満たすためには、テキストを暗号化したり、ドキュメントに署名したりするためのデータタイプが必要です。
暗号化データタイプを使用すると、次のことを実現できます:

テキストにデジタル署名する。
デジタル署名を検証する。
特定のテキストを暗号化または復号化する。
特定のテキストのハッシュを計算する。

これらの方法を合わせて適用することで、メッセージの認証、完全性、機密保持、および否認防止が保証されます。
使用例

一般に、パスワードはプレーンテキストで保存すべきではありません。代わりに、パスワードにハッシュを適用した結果を保存します。
ハッシュおよびデジタル署名の関数は、電子請求書を使用する場合に使用されます。

暗号化データタイプの実装

データタイプ: CryptoHash、CryptoSign、CryptoSymmetricEncrypt、CryptoAsymmetricEncrypt、CryptoCertificate、および CryptoSignXML を、GeneXus アプリケーションの暗号化のニーズを満たすために使用できます。
CryptoHashAlgorithm、CryptoSignAlgorithm、および CryptoEncryptAlgorithm などの列挙型ドメインがあり、サポート対象の暗号化アルゴリズムがここに格納されます。
このページでは、各データタイプに関するメソッドと使用例を示します。