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モジュールでの作業

モジュール機能の基本を一言で表すと、カプセル化です。つまり、モジュールの目的は、ナレッジベースを複数のセクション (モジュールオブジェクト) に分割できるようにして、アプリケーションの設計プロセスを容易にすることです。各セクションは、高度に専門化されたサービスを少数のグループにまとめて提供するように設計されています。すべてのセクションを連携させることで、複雑なサービスを実現できます。そのため、各開発者は、アプリケーションの他の部分の内容や他の部分との相互作用について意識することなく、機能の開発に集中できます。モジュールオブジェクトを使用することで、設計者は、1 つの問題を、同じタイプ (または関連するタイプ) の複数の下位問題に分割できます。このような下位問題はシンプルで、直接解決することができます。その後、元の問題の解決策を見つけられるように定義したインターフェースを使用して、各下位問題の解決策を結合します。
開発段階では、GeneXus オブジェクトが変更される可能性が高いため、適切なインターフェースを設計、定義して、このような変更からほかのモジュールを保護することが不可欠となります。インターフェースに属するオブジェクトのグループを定義した後は、オブジェクトに対する変更を最小限に抑えることを強くお勧めします。これにより、メンテナンスと開発を迅速かつ容易に行えるようになります。
モジュールのインターフェースは、 [ Object Visibility ] プロパティを使用して定義できます。詳細については、「モジュール - インターフェースの定義 」を参照してください。定義したインターフェースはモジュールの [ Interface ] エレメントを使用して確認できます。
開発が進み、サービスを使用できるようになると、モジュール間のやり取りが開始されます。多くの場合、モジュール間のやり取りを確認するのは容易ではありません。このタスクを簡単に行うために、モジュール間の関係を示すダイアグラムを定義することができます。詳しくは、「モジュールの [ Diagram ] エレメント」を参照してください。
モジュールのやり取りを把握することで、設計者はインターフェースを改良し、より効率的で分かりやすい解決策を作成できます。また、サービスの誤用を早期に診断できます。
モジュール機能は、ルートモジュールで定義されたオブジェクトの呼び出し方法や使用方法、生成されたコード (モジュールが定義されていない場合) を変更するものではありません。ただし、オブジェクトがモジュールに属する場合は、次の内容を考慮する必要があります:

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Created: 15/01/07 22:50 by Admin Last update: 21/11/07 21:43 by Admin
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