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プロシージャーレイアウト

Procedure オブジェクトで視覚的出力を生成する必要がある場合は、表示するデータおよび出力形式を定義するために、プロシージャーの [ Layout ] エレメントにアクセスする必要があります。
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既定では、 [ Layout ] エレメントには最初の printblock (名前: printBlock1) が含まれています。この printblock は空で使用可能な状態です。この printblock 内に、表示するデータを含めることができます。
Travel Agency で取り扱うすべての航空会社を一覧表示するために、プロシージャーを定義する必要があるとします。
プロシージャーの [ Layout ] は 1 つまたは複数の printblock (出力に必要な順序に必ずしも対応している必要はありません) で構成されるため、(Print コマンドを使用して) プロシージャーのソースから参照する名前を各 printblock に指定する必要があります。
この例では、最初の printblock に、ロゴ、タイトル、現在の日付および時刻、ページ番号、ラベル (タイトルおよび 1 つの行を含む) を含めます。それでは、printblock 内にこれらのコントロールを挿入して、名前を "Pb_Header" に変更してみましょう (printblock の [ Name ] プロパティを変更します)。
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"Pb_Header" printblock に追加されたエレメントに注目してください。ほとんどのアクションは、このセクションで使用可能なツールボックスからのドラッグ アンド ドロップで実行されました。
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また、コントロールのプロパティの設定も行いました。
ロゴを挿入する場合について具体的に説明すると、ツールボックスから printblock に [ 画像 ] アイコンをドラッグすると、いくつかのオプション (ファイルからの画像のインポートなど) を提供するダイアログが開きます。
  メニューバーから [ 追加 ] > [ 変数... ] を選択するか、ツールボックスから [ 項目属性/変数 ] コントロールをドラッグ アンド ドロップすると、&Date、&Time、&Page などのシステム変数を挿入できます。

printblock の挿入 

printblock の挿入は非常に簡単です。そのためには、特定の printblock を右クリックして、コンテキストメニューから [ プリントブロックを挿入 ] オプションを選択します。このアクションによって、既存の printblock の下に新しい printblock が挿入されます。
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次の図を参照してください。 [ Layout ] エレメントに 2 番目の printblock が挿入され、AirlineId 項目属性と AirlineName 項目属性がそこに追加されています。
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printblock の位置を変更するには、コンテキストメニューの [ 上位へ移動 ] オプションおよび [ 下位へ移動 ] オプションを使用します。

コントロールの配置とサイズ変更

複数のコントロールを一度に配置する場合 (または同じサイズにする場合)、Ctrl (または Shift) キーを押しながら希望するコントロールをクリックして選択します。最後に選択したコントロール (選択ノードが太字で表示されます) は、該当アクションの参照コントロールとなります。続いて、右クリックしてコンテキストメニューから必要なオプションを選択すれば完了です。
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SDT に基づく変数の挿入

構造化データタイプに基づく変数を任意の printblock に挿入することもできます。この変数を printblock に挿入するためのオプションはほかの変数の場合と同じです。ダイアログが開いて、printblock に含めるメンバーを選択できます。メンバーごとに 1 つのコントロールが挿入され、 [ FieldSpecifier ] プロパティ (必須) を使用して表示するコレクションの位置を設定します。

printblock の呼び出し

プロシージャーのロジックはプロシージャーのソースに記述されます。プロシージャーの [ Layout ] に定義した printblock は、Print コマンドを使用して呼び出す必要があります。
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次の点に注目してください:
  • For Each コマンドは、Airline テーブルをナビゲートするためにプロシージャーで使用されます。また、スキャンしたデータを印刷するために、一方の printblock がコマンド内で参照されます。
  • 各ページの最上部に印刷するために、もう一方の printblock が Header コマンド内で参照されます。


レイアウトのプロパティ

レイアウトのウィンドウの左上の矢印をクリックすると、別のプロパティ (用紙の高さ、幅、向きなど) にアクセスできます。
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ほとんどの場合、レイアウトを指定したプロシージャーは、PDF の出力を印刷するために定義されます。そのため、シンプルな要件をオブジェクトに対して設定する必要があります。


参考情報

Print コマンドのまとめ
 

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Created: 14/09/18 03:17 by Admin Last update: 23/04/24 18:13 by Admin
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