トランザクションフォーム内で削除ボタンを押したときと同じ処理を実行します。
&VarBasedOnBC.Delete()
入力値の説明:
&VarBasedOnBC
GeneXus オブジェクトに定義された変数であり、ビジネスコンポーネントに基づきます。
このメソッドが実行されると、
Load メソッド (*) を使用してメモリー内にロードされていたデータは、参照整合性チェックが正常に完了し、error ルールが発生しない場合にのみ削除されます。
(*) 削除されるデータは、事前にインスタンス化されている必要があるため、Load メソッドの実行は必須です。
次のトランザクションをビジネスコンポーネントとして定義する (
[ Business Component ] プロパティを True に設定する) とします:
Customer
{
CustomerId* ( [ Autonumber ] プロパティ = True)
CustomerName
CustomerAddress
CustomerPhone
CustomerEmail
CustomerAddedDate
CustomerTotalMiles
}
Customer のルールは次のとおりです:
Default(CustomerAddedDate,&today);
Error("マイルが残っているため、この顧客情報を削除できません") if delete and CustomerTotalMiles>0;
この場合、Customer トランザクションのビジネス コンポーネント データ タイプが
ナレッジベースに自動的に作成され、作成された新しいタイプの変数を任意のオブジェクトで定義できます。そのため、Customer タイプに基づいて、任意のオブジェクトで &Customer 変数を定義できます。
次のコードは、
主キーが CustomerId = 25 である顧客情報の削除を試行します。このコードは、
プロシージャーの [ Source ] や
Web Panel オブジェクトの [ Events ] エレメントなどで定義されます:
&Customer.Load(25)
&Customer.Delete()
if &Customer.success()
commit
else
rollback
endif
使用可能バージョン
このメソッドは
GeneXus 9.0 以降のバージョンで使用可能です。
参考情報
ビジネスコンポーネントのエラー処理