GeneXus ナレッジベース (KB) に含まれるドキュメンテーションは、GeneXus を所有していないが Wiki スタイルの Web サイトにアクセスできるユーザーに役立ちます。たとえば、エンドユーザー、インストール後のソフトウェアのカスタマイズを専門とするエンジニア、ナレッジベースが手元にないプログラマーなどです。GeneXus では、ナレッジベースのドキュメンテーションを Wiki スタイルの Web サイトに容易に公開して、組織の内部および外部の人々がアクセスできるようにします。
ここでの「ドキュメンテーション」という用語は、Document オブジェクトと、ナレッジベース内の任意のオブジェクトについて書かれたドキュメンテーションを指します。
まず、すべてのドキュメントを公開するための Wiki が必要です。
GXwiki の最新バージョンのナレッジベースをダウンロードし、実際に使用する環境でプロジェクトをビルドおよびデプロイします。
同期は、ナレッジベース内のすべてのドキュメントで既定で有効になっています。これは、 [ 設定 ] の [ Synchronize with External Wiki ] プロパティの値を変更することで変更できます。ナレッジベース内のドキュメントには、公開するかどうかに応じて True または False を設定します。例外とするドキュメントは、[ Synchronize with External Wiki ] プロパティの値を個別に変更します。
既定と例外のドキュメントを設定したら、KB エクスプローラーの [ ドキュメンテーション ] ノードを右クリックして [ 外部 Wiki と同期 ] を選択します。Wiki サーバーの入力と公開の許可のためのダイアログが表示されます。
新しいサーバーを追加する場合は、 [ 追加 ] ボタンをクリックします。外部 Wiki の URL を追加します。GXwiki のインスタンスをデプロイした場所です。URL の例を次に示します (ジェネレーターによって異なります)
C#
http://localhost/GXwiki6.NetEnvironment/
Java
http://localhost:8080/GXwiki6JavaEnvironment/servlet/
認証が必要な Wiki にする場合は、ダイアログで次のように設定し、最後に [ 同期 ] ボタンをクリックします。
同期を開始すると、既定では、前回の正常な同期の後にナレッジベースで変更または削除されたすべてのドキュメントがスキャンされ、Wiki サーバーを更新、または Wiki サーバーから削除します。強制的に同期する ( [ 強制 ] チェックボックスをオンにする) と、変更の日付が無視され、すべてのドキュメントが更新されます。
複数のインストール環境があり、それぞれにドキュメンテーションの Wiki がある場合を考慮して、このような機能になっています。ドキュメンテーションに変更を加えた場合、すべての顧客に変更を公開する必要があることを想定しています。
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