データベースにアクセスする
モジュールをパッケージ化して配布できます。そのため、
GeneXus のモジュール配布機能を使用して、別のナレッジベースに直接統合可能な API を作成できます。
次のことが前提となります。
- API を定義するナレッジベースによってデータベースが保守されていること
次のドラフトは、ERP のプログラムおよびデータベースを生成するナレッジベースを示しています。このナレッジベースには、
[ Object Visibility ] プロパティが Public に設定されたオブジェクトで構成されるモジュールが含まれています (パッケージ化される API はこれらのオブジェクトによって定義されます)。
このモジュールをほかのナレッジベースにインストールすると、参照モジュールとして組み込まれます。この 2 つ目のナレッジベースに定義されたほかのオブジェクトから新しいデータモデルが定義されるかどうかは分かりませんが、定義されたとしても、ERP によって定義および保守されているデータモデルが参照されることはなく、このナレッジベースによって生成されるプログラムでは独自のテーブルにアクセスすることになります。この 2 つ目のナレッジベースをデプロイする際には、必要に応じて参照モジュールのパッケージプログラムが自動的に組み込まれます。
- モジュールのインターフェースに含めることができるのは、データプロバイダー、プロシージャー、外部オブジェクト、構造化データタイプ、ドメインのみです。
- モジュールでそれに含まれない (つまり下位モジュール以外の) 別のモジュールを参照する場合は、その別のモジュールを最初にパッケージ化する必要があります。
- 既定では、モジュールの生成されたプログラムが接続する元のナレッジベースおよびターゲットのナレッジベースのデータストアの名前は同じです。これは、特別な設定で変更できます (SAC #46831)。GeneXus 17 Upgrade 6 以降では、より良い方法として、元のナレッジベース内で既定のデータストアの名前を変更できます (SAC #50090)。