データプロバイダーのユニットテスト

Data Provider オブジェクトの役割は、簡単でハイレベルな宣言型の方法でデータコレクションやデータ構造を提供することです。その出力は、構造化データタイプまたはビジネスコンポーネントのいずれかになります。データプロバイダーが適切に動作しているかどうかをテストできます。
次の基本的な例を考えてみます。
次の構造を持つ Transaction オブジェクト "Country" というトランザクションがあり、[ Business Component ] プロパティは True に設定されています。

パラメーターとして国名を受け取り、その国名および首都を持つ Country ビジネスコンポーネントに基づいて変数を返す Data Provider オブジェクトもあります。
Unit Test オブジェクトでは、このデータプロバイダーが正しい情報を返すかどうかを検証します。これを実現するためには、KB エクスプローラーでデータプロバイダーを右クリックし、コンテキストメニューから次を選択します: [ ユニットテストを作成 ] 。

これにより、ユニットテストの自動生成スケルトンが作成されます。

確認するデータを SDT に追加する必要があります。この例では、各国の首都を確認します。

次に、対応するテストのデータプロバイダーにテストデータを定義します。

テストを変更して、呼び出し (GetCountryByName) の結果と想定されるテストデータ (&TestCaseData) が一致するかどうかを検証するアサーションを追加します。