アプリケーションで、ユーザーイベントに対して特別な条件を評価したり補助メソッドを使用したりすることが必要な場合があります。GeneXus X Evolution 2 でこれを行うには、条件を評価する (またはメソッドを実行する) プロシージャーを呼び出し、結果を返すことが必要でした。GeneXus X Evolution 3 以降では、ユーザーイベントに対して、複雑な条件を評価したり、補助メソッドを使用したりできるようになりました。 式の中に次の項目を含めることができます:
- 変数
- 項目属性
- 定数
- メソッド
- 関数
- コントロールプロパティ
- 演算子 (+、-、*、/、^)
例
Event 'clientEvent'
&Number1 = 45
&Number2 = 34
If &Number1 > &Number2
msg('Condition evaluated successfully')
Endif
EndEvent
Event 'clientEvent'
&String = &Number.ToString()
EndEvent
メリット
この機能のメリットには次のようなものがあります:
- ユーザーイベントに対して複雑な条件を評価するためにプロシージャーを呼び出す必要がありません。
- ユーザーイベントに対して補助メソッドを使用するためにプロシージャーを呼び出す必要がありません。
- GeneXus コードがより明確になります。
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