.NET ジェネレーターを使うと、GeneXus X Evolution 2 を利用して.NET アプリケーションを開発することができます。
ここでは、すべてまたは一部の他のジェネレーターに提供されている機能に対して特に注意が必要な事項について説明します。 提供されているすべての機能を確認するには、GeneXus X Evolution 2 の概要を参照してください。
.NET ジェネレーターで生成されたアプリケーションには、.NET Framework 3.5 以上が必要です。コンパイルするには、そのフレームワークのバージョンに関連付けられているコンパイラーを選択する必要があります。
下の「REST Web サービス」セクションで説明されているように、Rest サービスのサポートにはランタイムに関する固有のソフトウェア要件があります。
.Net Framework 4.0、ASP.NET 4.0 のサポートの追加
.NET Framework 4.0 のサポートが追加されたので、ASP.NET 2.0 または ASP.NET 4.0 を使用して実行できます。
IIS バージョンのサポート
ジェネレーターの新しいプロパティである [ IIS Version ] プロパティを使うと、IIS 7 バージョン (またはそれ以前) を使用して実行できます。IIS 7 では 統合パイプライン アプリケーション プール (スペイン語の情報) がサポートされています。 このプロパティはデプロイする際に考慮する必要があります。
MS ExcelI 2007 ファイル (.xlsx) のサポート
このサポートの実装により Xlsx ファイルを読み書きできるようになります。この実装は Epplus をベースにしています。詳しくは、こちらを参照してください。
Amazon クラウドと Azure クラウドを使用したプロトタイプとデプロイ
.NET ジェネレーターを使用すると、アプリケーションを実行するクラウドを選択できます。 Amazon クラウドにある Artech のサーバーへのデプロイが、GeneXus のビルドと実行プロセスに統合されました。この記事を書いている時点では、プロトタイプ用の apps3.genexusx.com サーバーのセットアップが完了しています。詳しくは、簡単なプロトタイプ: クラウドへのデプロイ を参照してください。
Azure クラウドの自分専用のサーバーにデプロイするには、こちらを参照してください。Azure へのデプロイは、.NET ジェネレーターでのみ使用できる機能です。
REST Web サービス
REST Web サービスを使用する相互運用の新機能が GeneXus X Evolution 2 バージョンに実装されました。この機能は、 [ Web Service Protocol ] プロパティが [ Rest Protocol ] に設定されている場合に、SmartDevices ジェネレーターと Web アプリケーションで使用されます。
.Net ジェネレーターで REST サービスを実装するには、URL Rewrite が必要です。このツールがないと、ブラウザーにエラー番号 500.1 が表示されます。 URL Rewrite の詳細とトラブルシューティングを確認するには、こちらを参照してください。
ビルド プロセス
GeneXus のビルドプロセスでは、IIS サーバーとアプリケーションを実行する仮想ディレクトリーを作成、設定し、IIS のバージョンを考慮して必要な機能を有効にします。詳しくは、生成時の改善点 (スペイン語の情報) を参照してください。
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